出逢いの教室 

学びをきっかけに「新たな視点」を届けたいブログ

誰もがキレのある豪速球を投げることはできないが、優しい球を投げ続けることはできる

今年の夏は特にあつかった記憶が強い。

気温が暑いのはもちろんのこと、漂う雰囲気も熱かった。

 

その要因は何といっても、第100回全国高校野球選手権大会、通称「甲子園」があげられる。

節目の記念大会ということで、代表校は史上最多の56校。

初戦から熾烈な戦いが繰り広げられた。

 

その中でも注目を集めたのが決勝戦

大阪桐蔭高校(北大阪)vs金足農業高校(秋田)

 

ほとんどの人が知っての通り、大阪桐蔭高校が優勝を果たしました。

史上初の春夏連覇を達成したことは、あっぱれの一言。

今回は準優勝を果たした、金足農業高校のエースである吉田輝星投手にフォーカスを当てたいと思います。

 

今大会を決勝戦まで一人で投げ抜き、計881球を投じました。

何と言っても彼の魅力は伸びのあるストレート。

最速150キロの糸を引くようなボールは打者にとって脅威。

三振の山を築き、4試合連続の2桁奪三振を記録しました。

 

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吉田投手のようなストレート。

「言葉」という概念に置き換えて考えてみると、「キレのあるフレーズ」と言えるのではないか。

たとえば、『本日は、お日柄もよく』に登場するスピーチライター久遠久美の言葉が当てはまるでしょう。

 

本日は、お日柄もよく (徳間文庫)

本日は、お日柄もよく (徳間文庫)

 

聴衆を引き寄せ、グッと感動を与える。

そんな言葉の使い手になりたい、と切に思います。

 

とはいえ、誰しもが、彼女のようにキレのある言葉をすぐに投げることはできないでしょう。

ただ、「優しい」言葉を投げ続けることは誰にでもできると思うのです。

 

ここでの優しい言葉とは、「ありがとう」「嬉しい」「助かった」といった当たり前に使うものの、受け手が思わずほっこりと温かい気持ちになる言葉を本文では定義することとします。

一言で表現すれば「感謝」です。

 

誰にでも発することはできるため、派手で目立つようなことでは決してありませんが、伝え続けることにとても大きな価値がある。

そう実感したのが先日のこと。

 

 

自分は今年就職活動を経験し、無事終えることができました。

今までお世話になった方々に内定した報告をすると、

 

「おめでとう!」「おつかれさま!」「報告ありがとう!」「よかったね!」

 

⁉︎

 

自分が投げた言葉以上に、優しいボールの返球。

終いには逆に感謝をされたのです。

 

ネットの発達により、誰とでも連絡が取れる状態になりました。

ただ、つながりやすくなったがゆえに、伝えたつもりになっていないか。

あるいは、ズルズルと先延ばしにしていないか。

自戒をしたいところ。

 

単に伝えればいいのではなく、伝わることが大切。

伝わるまでには以下3つの段階に分かれていると思います。

 

「無発信」→「伝える」→「伝わる」

 

SNSでは匿名を利用して、一人の発言者を四方八方から徹底的に叩くことがしばしば見かけられます。

これは相手を思いやらずトゲトゲとしたボールをぶつける、いわばデットボール。

一方、自分がもらった言葉は、角のない丸くふわっとしたど真ん中のボール。

どちらのボールを受け取りたいかは明らかでしょう。

 

ふとしたときに立ち止まって、最近どんなボールを投げているのか。

自分に問いかけてみることが、大切な気がする。

 

 

伝えることから始めよう

伝えることから始めよう

 
「言葉にできる」は武器になる。

「言葉にできる」は武器になる。

 
あなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫)

あなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫)

 
話すチカラをつくる本 (知的生きかた文庫)

話すチカラをつくる本 (知的生きかた文庫)

 

 

本当に体験しているか?

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引用:http://kametome.net/index.html

 

ついに見ることができたカメラを止めるな!』。


低予算300万円で完成された本作品は、

SNS でたちまち話題となり、いまでは会場が満員御礼の熱狂ぶり。

私が見たときも、200名の劇場がほぼ埋まっている状態でした。

 

ぜひ会場で確かめてもらいたい、というのが切実な願いです。

 

今回書くのは『カメラを止めるな!』の内容ではなく、

「リアルで体験することの大切さ」。

 

本作品を通して強く実感しました。



 

現在 Amazon プライムや Netflix など、自宅のパソコンやスマホで手軽に映画が見ることができます。

そんな中でも、なぜ実際に足を運ぶことがいいのか。

私の考える理由は3つあります。

 

1. 会場の一体感を感じられる

一人で映画を見ると、 当然周りには人がいません。

したがって、感情を共有する人はいないということ。

もちろん一人で見ることのよさもあります。

ただ、人間はつながりを求める生き物。

 

勉強中、机の上に携帯を置いておくと、ついチラチラと見てしまうことはありませんか。

それは、本来人間の脳に備わっている「つながり」を求めるからだそう。

 

見ず知らずの人と、嬉しさや悲しさ、感動などの感情を分かち合うことが、幸福や満足につながると実感しました。

2. 周りの反応を得られる

人によって笑うツボや悲しみのポイントは異なります。

本日見た中でも、笑うタイミングが違うと感じることがありました。

 

仮に自分は笑わなかったが、隣の人は笑ったとしましょう。

これによって、「なぜこの人は笑ったのだろうか」と分析することができます。

自身の世界で止まらず、一方外に出た景色を見ることができるのです。

 

こうした一つ一つの積み重ねにより、感情に対する理解や感度を深めることができるでしょう。

その結果、事前に相手を傷つけることを防ぐことができたり、相手が喜ぶようなことを届けることができるのではないでしょうか。

 

3. 非日常を体験できる

自宅のパソコンやスマホで映画を見ると、周りには見慣れた景色が広がっています。

一方、映画館では自宅にはないであろう大きさのスクリーンがあり、周りには観客と椅子のみ。

 

ここ一週間を振り返って、ネットに全く触れなかった。

そういった人は、なかなかいないでしょう。

ネットが身近な日常において、ネットを使わない時間を体験できることは価値あるもの。

 

非日常を体験をするからこそ、多くのインスピレーションを受けて脳は活発に。

普段見向きもしなかったものに気がついたり、いいアイデアが浮かぶ確率がぐっと高まるではないでしょうか。

 

 

 

気軽にネットで検索ができる時代、どうしても体験した気になりがち。

「お前、本当に体験したか?」

そんな自問をふとした時に投げかけ、体験ファーストの人間であり続けたいものです。

 

とにかく言いたかったことは、『カメラを止めるな!』が最高なので、

見に行こうぜということ。

kametome.net

なぜ面白さを感じることができるのか。

期待値の調整やストーリー展開、学ぶことだらけです。

 

www.asahi.com

こちら監督のインタビュー記事も、多くの人に届いてほしい。

 

落語家とバラエティプロデューサーが語る、運と落語 立川談慶師匠×角田陽一郎さん

「この前、パンケーキ屋に行って来たんだけど、これがビックリするくらい美味しいの!生クリームと抹茶のハーモニーがたまらないの!本当におすすめ!」

「ふーん、そうなんだ」(後日忘れて、何もアクションはない)

この「ふーん」という言葉をよく使っている人は要注意。

なぜなら、「ふーん」は「不運」を引き寄せてしまうから——。

 

本日は、立川談慶師匠と角田陽一郎さんの考える「運」の高め方を紹介します。

 

【目次】

 

プロフィール

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立川談慶(タテカワ ダンケイ)

昭和40(1965)年長野県上田市(旧丸子町)出身。

1988年慶応義塾大学経済学部を卒業後、㈱ワコールに入社。

セールスマンとしての傍ら、福岡吉本一期生として活動。

平成3(1991)年4月立川談志門下へ入門。前座名立川ワコール。

平成12(2000)年12月、二つ目昇進、談志より「談慶」と命名。

平成17(2005)年4月、真打ち昇進。

平成22(2009)年から二年間、佐久市総合文化施設コスモホール館長に就任。

平成25(2013)年、「大事なことはすべて立川談志(ししょう)に教わった」(KKベストセラーズ)出版、以来、「落語力」「いつも同じお題なのになぜ落語家の話は面白いのか」「めんどうくさい人の接し方、かわし方」「落語家直伝うまい!授業のつくり方」「なぜ与太郎は頭のいい人よりうまくいくのか」「人生を味わう古典落語の名文句」など「落語とビジネス」にちなんだ書籍の執筆。

NHK総合「民謡魂」BS日テレ「鉄道唱歌の旅」テレ朝系「Qさま!」CX系「アウトデラックス」「テレビ寺子屋」などテレビ出演も多数。

引用:立川 談慶の世界へようこそ!!!

 

角田 陽一郎(かくた・よういちろう)

バラエティプロデューサー

1970年千葉県生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒業後、1994年にTBSテレビに入社。TVプロデューサー、ディレクターとして「さんまのスーパーからくりTV」「中居正広の金曜日のスマたちへ」「EXILE魂」など、主にバラエティ番組の企画制作をしながら、2009年ネット動画配信会社goomoを設立(取締役〜2013年)。

映画『げんげ』監督、音楽フェスティバル開催、アプリ制作、舞台演出、「ACC CMフェスティバル」インタラクティブ部門審査員(2014,15年)その他多種多様なメディアビジネスをプロデュース。

いとうせいこうユースケ・サンタマリアがMCを務めるオトナのためのインディペンデンス型トーク番組「オトナの!」を制作(2012年1月〜2016年6月)。「OTO-NANO FES! オトナの!フェス」を開催。

2016年12月31日付でTBS退社。

2017年1月より「オトナに!」(TOKYO MX)、「イク天  イク天〜イクぜ、バンド天国」(BS-TBS)などプロデュース。

2017年7月より、「占いTV」総合プロデューサー(〜2018年6月)

2018年2月より、株式会社テクサ社外取締役就任。

6月より、オンラインサロン『サッカソン』

7月22日ミュージシャンmeiyo(メイヨー)プロデュース開始

引用:BIOGRAPHY | 角田陽一郎/Kakuta Yoichiro Official Site

 

「落語家とバラエティプロデューサーが語る、運と落語」に参加した学びを共有します。

bookandbeer.com

 

「最近なんだかついていないな…」

そんな悩みを抱えているあなたに必見の情報が満載です。

 

神社のお参りではお願いをするな

みなさんは神社のお参りに行った際、どうしていますか。

「二礼二拍手一礼。さぁ神様、私の願いを叶えておくれ」となっていませんか。

角田さん曰く、「神様にお願いしてはいけない」。

 

「皆さんは、お参りに行ってお願いしてはダメなのを知ってますか?

神様にはお願いをするのではなくプレゼンをするのです。

『もし、100万円をくれたら世のため人のため、自分のためにこんな素敵なことができます!』と。

『そのプレゼンがよければ100万円をやるよ』というのが神様なんです」

 

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祈祷の時間が40分ほどある中で、黙るのではなく小声で口に出すことがポイント。

なぜなら、言霊があるから。

アドバイスの最後に、こんな言葉を投げかけます。

 

ここまで言った挙句、あなたは九頭竜神社に行きますか?

ここまで聞いて本当に行く人は、結局なんでもやるんです

 

他力本願の人は、結局チャンスを逃す。

行動するからこそ、運が巡ってくるのです。

 

パワーのつまった九頭竜神社が、みなさんの参拝を待っています。

今すぐスケジュール帳のチェックを。

 

星座をつなぐ

全然関係ない人同士がたまたまつながり、最終的に面白い企画になることが多いという角田さん。

親交のある水道橋博士も同じ現象が起こるそうです。

 

「たとえば、獅子座という星座がありますが、あれは地球から見たらたまたま獅子の形に見えているということ。

当然、地球からの星と星の距離は違うわけです。

このように全然関係ない人同士が偶然関係ができることを『星座がつながる』と言っています。

一年前、たまたま僕が話した内容と、博士、そしてコトブキツカサの3人考えていたことが、全く同じことがありました。

あまりに星座が完璧につながったので博士に聞いたんですよ。

『僕も博士もつながることが多いじゃないですか。それには何か理由があるのでしょうか?』

 

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すると博士は、こう答えました。

 

『だって、俺も角田もいろんなところに顔を出しているから。

あらゆる星が周りにあるんだもん。

そりゃ、どこかに行くだけで自動的につながるよ』

 

みんな『出会いを大事に』と言うが、まるで何も星がないところに探してる。

むしろ星は周りに死ぬほどあるんです

それに何となくアクセスするのを10年も続ければ『あー、これは5年前の星だ』とつながってきます

 

ここでの大事なことは、出会いを「狙っていない」ということ。

運を呼び込まない人は、「どうすれば売れるのか」「あのマネージャーなら聞いてくれるんじゃないか」という感情が入り混じる。

談慶師匠曰く、「今の世の中は目先のことにとらわれているため、このような行動に走ってしまう」と語ります。

 

スティーブ・ジョブズも「点と点をつなげる」重要性を、かの有名なスピーチで語っています。

 


スティーブ・ジョブス スタンフォード大学卒業式辞 日本語字幕版

 

気づかぬうちに、周りでは「つながり」ができているかもしれません。

アンテナを張りめぐらせ、受け取る力も欠かせないのではないでしょうか。

 

一言多いと二言多いの違い

幼少期から口が達者であった角田さんは、父から「二言多ければ、落語家になれるのに」と言われていました。

大人になっても一言多いと二言多いの違いがわからなかったものの、さんまさんと仕事をしてある気づきを得たというのです。

「『恋のから騒ぎ』という番組がありましたよね。

そこで、さんまさんは女の子のことを、イジるじゃないですか。

『お前ほんと男にだらしいな』と。

一言はそこで終わるのですが、さんまさんは二言目を足すんです

『お前ほんと男にだらしいな、そんなに可愛いのに

 

『そんなに可愛いのに』

それがあるだけで全部褒め言葉になる。

『二言多いとは、これだ!』と、さんまさんから学びました」

 

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「そう考えると、一言多いツッコミは簡単。

仮に真実だとしても、ある作品や人を腐すことは誰でもできる。

ただ、鋭いツッコミをしていることが、知性の現れだと勘違いをしている。

それをどう気持ちよくさせるかが、本当の知性で、それが運につながると思っています」

 

言葉はナイフのように便利で欠かせないものですが、使い方によっては相手の心を傷つけてしまうこともあります。

どんな言葉を投げかけられたら嬉しいだろうか。

まず、自分へ問いかけることがスタートではないでしょうか。

 

運を上げるには名乗り上げる

誰でも運を開くヒントがあると角田さんは言います。

それは、「自分を名乗り、他人の目を気にしないこと」です。

 

もともと営業だったけど、経理に回されたから営業ではなくなる。

会社ってそういうところだよな、と思ったのが36歳のころ。

そのときにデーブ・スペクターさんがいるじゃないですか。

彼はメディアプロデューサーと名乗っているんですね。

あの人が番組を作っているのかわからない、クールギャグしか作ってないじゃないですか(笑)。

だけど、クールギャグが面白いのはコメディアンと名乗ってないからなんです。

プロデューサーなんだけど面白いことを言う、だから面白い。

 

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「そう思ったときに、僕にしかない肩書きである『バラエティプロデューサー』と名乗ろうと決めました。

なぜ人から仕事を植えつけられないといけないんだ。

少なくとも自分の仕事は、自分で決めようって思ったんです。

そうすれば、番組の企画が通らなくても『今はテレビ番組を持っていないプロデューサー』と認識してもらえるから」

 

談慶師匠が「戦い上手」という言葉をおっしゃっていましたが、言い得て妙だと実感しました。

他の人と戦わないで済むなら、極力戦わない。

PayPal創業者のピーター・ティールも 「他人と『競争』するとは、それに巻き込まれた時点で負けである」という言葉を残しています。

ピーター・ティール 世界を手にした「反逆の起業家」の野望

ピーター・ティール 世界を手にした「反逆の起業家」の野望

 

自身の立ち位置を自ら築き上げる。

その第一歩が、「名乗り上げること」ではないでしょうか。 

 

オススメ本

運の技術 AI時代を生きる僕たちに必要なたった1つの武器

運の技術 AI時代を生きる僕たちに必要なたった1つの武器

 

「運がつきまくっている」芸能人や文化人に囲まれ、運に愛された角田さんだから書ける一冊。

「運って何だかスピリチュアルで怪しい」

そう思っている人こそ、オススメしたい一冊です。

運を開く道が、ロジカルに説明されています。

 

「その日暮らし」の人類学 もう一つの資本主義経済 (光文社新書)

「その日暮らし」の人類学 もう一つの資本主義経済 (光文社新書)

 

イベントにて角田さんがオススメしていた一冊。

Living for Today—その日その日を生きる—先住民とそこにある社会の仕組みを論じることを通じて、私たちの生き方を再考するきっかけを与えてくれます。

お金を返さない文化のある国など、馴染みのない考え方に出会えます。

 

談慶師匠の最新刊。

時代が変わっていく中でも、何十年、何百年と歴史が続いている落語。

なぜ廃れないかというと、価値があるから。

思わずハッとさせられる名文句に、出会えるはず。

 

お話を終えて

ここには書けない話も飛び出し、秀逸な比喩を交えたトークに終始圧巻。

また、目の前で談慶師匠の落語を聴くこともできて贅沢な時間でした。

「ふーん」ではなく、「うん!」とうなずくオープンな姿勢が運を引き込むことを、お二方とも体現していました。 

ネットでつながりやすい現代だからこそ、リアルな場に集まり空間を共有することに価値があると実感しました。

「最近、運がないな」と思ったとき、自らの言動を省みるとその原因が見えてくるのではないでしょうか。

 

 

新R25 編集長が語る企画力の磨き方 渡辺将基さん

それが聞きたかった、と思わず心の中で声がこぼれる。

その企画力は読者を惹きつけ、いま最も注目されているメディアの一つである新R25』。

本日は、編集長の渡辺将基さんが考える「企画力」の極意を伺いました。

 

【目次】

 

プロフィール

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渡辺将基 (ワタナベ マサキ)
2012年サイバーエージェント入社。社長室にてコミュニティサービスのUI/UXディレクターを務めたあと、2014年4月にニュース&エンタメメディア「Spotlight」を立ち上げ、編集長に。同メディアを月間訪問者数2300万人を超える規模まで成長させた。2017年9月、メディア・シェイカーズが運営する「R25」とブランド統合する形で若手ビジネスパーソンのためのトレンド解説メディア「新R25」を新創刊し、編集長として従事。

引用:大切なのは目線と勇気 新R25編集長の「聞き出す力・企画の力」 | FEATUReS

 

今回、渋谷で開催している朝活コミュニティ「朝渋」にて学んだことを共有します。

 

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引用:【20代限定!】~メディアと語る朝渋~ 新R25 編集長・渡辺将基さん | Peatix

 

企画で意識をしていること

SNSでたびたび話題になっている『新R25』。

エッジの立った企画力は、どのような考えから生まれているのでしょうか。

 

「今の時代どういうものが面白いかというと、人に依存をしていることが大きいと思います。

情報だけを見ても響かなくて、『誰が言っているのか』だが重要視されているのです。

今は情報があふれて選べなくなっているため、その上にある人を選んで信用しようという心理になっているのです。

そこにどういう切り口で話を聞くか。

その掛け合わせである『人×切り口』が企画になります。

だから『この人が面白そう』だけでなく『何の軸で聞くか』がすごく大事」

 

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「あの藤田社長はどんなお金の使い方をしているのか?」と読者の心は惹きつけられる

 

「たとえば資産運用の楽しい知識を網羅的にまとめて発信しても、なかなか意思決定には至りません。

一方、田端さんが『とりあえずこれをやっておけ!』と言ったらみんなが動き出す。

これは人の信用があるからなんです」

 

r25.jp

楽しみながら新たな発見のある記事には興味がいくもの

 

5つの切り口を心がける

面白いものは「人に依存をしている」とはいえ、「切り口」に強さがなくては読者にインパクトを与えることはできません。

渡辺さんは企画を作る際、5つの切り口を考えるといいます。

 

1.絞る→切り口をタイトにしよう

「例えば『お金の話』を企画するとしましょう。

お金の話で止まるのではなく…

お金の話→お金の使い方→お金が増えるお金の使い方…

と、どんどん狭くしていく。

すると、次第にエッジが立って企画が輝いていきます

だから『もっと切り口をタイトにできないか』という視点でやってみると面白いと思う」

  

絞れば絞るほど興味を持つ人が減るのでは、と思うかもしれません。

しかし、渡辺さんはこう語る。

 

逆に広いと誰にも刺さらないし届かない

思いっきり狭めた方がいい。

まずはタイトに設定し、その上で足りなければ広げて取材をするのがいいでしょう」

 

2.逆張る→世の中の固定概念を見つけよう

世の中の固定概念に敏感になって、感度として当てていくのは企画としては強い。

ただ、それをあざとくやるのは違うが、この感覚は大事」

 

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「家に住まないってどういうこと?」気がついたらクリックをしていますね

 

例えば「家に住まない男」という企画。

家に住むことは普通のことだけど、それにカウンターを出せる時点で、タイトルも強くなる。

だから『みんなはこう思っているよな』というところは意識している」

 

3.ゆさぶる→ゆさぶると本性が顔を出す

「これは新R25っぽいのかなと思う。

同じことを言ってもゆさぶった結果、出てくる言葉にダイナミックさが出てくる。

例を挙げると、堀江さんに多動力についてインタビューをした時」

 

 

r25.jp

取材中、堀江さんはイライラしていたそう(汗)ただ、原稿を渡したところ「面白い」と言葉をもらったとのこと

 

「『多動力って何がいいんですか?』と普通に聞くことと『多動力って極論じゃないですか?』とゆさぶること。

ゆさぶった結果、多動であることのメリットがカウンターとして返ってきます。

入口としてゆさぶった方が相手の主張が強くなるので、そこを意識して企画をしている」

 

4.極端にする→思い切って振り切ってみよう

「たとえばサウナが流行っているとしましょう。

サウナの魅力を伝えたいときに『サウナの魅力を誰かに語ってもらう』だけだと普通になる。

それを『この商品を100個買うまで帰れません!』などして極端に振り切ろうということ」

 

r25.jp

バチバチの対決が繰り広げられています

 

「企画に対して、『今ある延長線上でもっと極端に振り切れないか?』という感覚を持っている。

堀江さんへの取材で、週刊文春の社員になりきる企画も、勇気を持って極端に切り込んでいこうと思った」

 

5.ギャップを出す→相手の新鮮な一面を引き出そう

「企画でギャップが出るような、組み合わせを狙って相手の新鮮な一面を引き出すことを意識している。

たとえば、キッズラインで箕輪さんに子育てのお話を聞いたこと」

 

kidsline.me

意外性が心を惹きつける

 

「彼に子育てに関してを聞くのは、おそらく新鮮でしょう。

『人×切り口』で、『この人にこれを聞いたら新鮮だな』、『何か普段見えない姿が見えそうだな』というのは意識している。

それをあえて狙っていくのは意識が必要なんです」

 

これで安心してはダメ。見落としがちな企画の落とし穴

人×切り口』が決まったし、いい企画になるはず。

ただ、そう意気込むのはまだ早い。

企画を実行する前に、問いかけたいことが「本当に仕上がるのか?」。

具体的には以下の通り。

  • 取材はOKしてくれるか?
  • ストーリーは描けているか?
  • 発見や学びのある記事になるか?
  • ライターには適性はあるか?

 

「いい切り口がひらめいたとしましょう。ただ、『本当に仕上がるのか?』ということ。ここが圧倒的に抜けていて、無責任な企画になっていることが多い

企画会議で盛り上がったとしても、結局、『やりきれるか』がないと、企画ではないと思っている。

 

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実行できてこそ「企画」として成り立つ

 

たとえば、取材OKにならないということもある。これは自分たちの力量を冷静にわきまえる必要がある。

あるいは、『この企画をやってどういう風になると思う?』と聞くと、意外と答えられず、『あまり面白くなさそうだよね』とボツになることもある。切り口だけになってその先のストーリーが描けてないということです。

 

そこまで詰めることができないと、企画は仕上がりません。

過去が見切り発車でダメだったことから、今は実現性を見て意思決定をするようにしています」

 

メンバーの◯◯を高めることが組織のマネジメントにつながる

編集長を務める渡辺さんには、当然部下がいます。

原稿チェックの際は細かくなるものの、組織マネジメントに関しては、細かく口出しをしないといいます。

渡辺さんが見出した、マネジメントのスタイルとは何でしょうか。

 

「あるタイミングから『新R25』がコンテンツとして上手くいきだしました。

その一番の要因はみんなの目線が上がったこと。ただ、それだけ。

『何かこの企画を出して』ではなく『何かめちゃくちゃ面白い企画を出して』と言ったら、企画のレベルは上がります。

しかし、基本それが組織ではできていません。

大量生産でコンテンツを作っている組織だと、『丁寧で面白いコンテンツを出して大きなインパクトを出してやろう』とはなりません」

 

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クリエイティブは効率の良さから生まれないとのこと

 

 

「今まで自分がなかなか上手くいかなかったのは、いわゆる編集長像を持っていたから。椅子にドンと座って『あれをやれ、これをやれ』とメンバーに指示をして、自分は非プレイヤー。ただ、このスタイルでは上手くいきませんでした。

結局、自分のスタイルはプレイヤーとしてコンテンツを作って、『やれるんだ』とみんなの目線を上げる。結果、それがマネジメントになっているのです。

だから、リーダーの一番の役割は、『目線を上げる』ことが一番大事。『そのために何をやるか』をひたすら考えた方がいい」

 

お話を終えて

『新R25』のクスッと笑える記事を毎回、楽しみにしています。

今まで「面白い」と思えるものの表面上しか見えていなかったとお話を聞いて感じました。

その裏には、読者や取材対象者、ライターなど多くの人を考慮して丁寧に作り込まれている。

そんな作品であると考えると、見方が大きく変わります。

今回、教わった「5つの切り口」は、ビジネスに限らず様々な場面で活かせるのではないでしょうか。

今後も力強い企画力に目が離せません。

  

暮らして見える世界の価値観! ERIKOさん

こんにちは!

 

今回紹介する方は、

モデル・定住旅行家のERIKOさんです!

 

【目次】

 

プロフィール

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ERIKO
モデル・定住旅行家

鳥取県米子市出身。東京コレクションでモデルデビュー。 モデル活動と並行し、「定住旅行家」として、世界の様々な地域で現地の人びとの家庭に入り、生活を共にし、その暮らしや生き方を伝えている。 また訪れた国では、民間外交を積極的に行い、現地と日本の架け橋になる活動も行う。 これまで定住旅行した国は、ラテンアメリカ全般(25カ国)、ネパール、フィンランド、ロシア、サハ共和国、北海道利尻島三重県答志島など。

引用:プロフィール – ERIKO OFFICIAL WEB SITE

 

ドッグショーのハンドラー、自衛隊パイロットになる夢を抱くものの、諦めて高校へ進学。

しかし、生きがいのない生活からほぼ不登校児に、、、

幾多の壁を乗り越え辿り着いたモデル・定住旅行家という職業。

ERIKOさんの生き方そのものから、学ぶことばかり。

様々な文化や価値観に触れて学んだことを教えていただきました。

ERIKOさんが旅の中で撮影した写真ともにお届けします。

定住旅行家とは

定住旅行家という職業。

聞き馴染みのある人は少ないのではないでしょうか。

そもそも定住旅行家とは何か語っていただきました。

 

「定住旅行家とは私が作った肩書きなんです。旅を仕事にする人といえば、バックパッカーや文筆家などのイメージだと思います。ただ、私の場合はホテルとかには泊まらずに現地の人の家庭に滞在して、そこに住んでる人たちの暮らしや、生活の様子を体験して多くの人に届けています

 私の目的は普通の旅行とは違います。みなさんは、美味しいものを食べたり、綺麗な景色を見たいという目的で行くと思います。ただ、私の場合はその国の人の生活に入って日常を見るのが目的です。今まで訪問した国は約40カ国とそんなに数は多くありませんが、何回も同じ国に行っているので狭く深く、といった感じです。

私の旅の特徴は宿泊施設には滞在しないことです。基本的にはホームステイという形になります。これまでに74家族と共に生活してきました。都会に住んでいる人から田舎暮らしの人、あとは先住民族の人たちのお家にもお邪魔して居候させてもらっています。電気、ガス、水道がない家もあるし、お手伝いさんが5人とかいたり。どんな家族と滞在するのか、行ってみないと分からない楽しみがあります」

 

www.youtube.comERIKOさんが見たもの、体験したことはyoutubeにて体感できます。動画の配信は毎週水曜日、必見です!

 

景色や食べ物ではなく生活に注目する。

普段の生活に置き換えてみても、着眼点を変えることで面白いことが発見できるのでは、と思いました。

自分のやりたいことを仕事として形にする生き方を見習おう。

 

定住旅行家になろうとしたきっかけ

いきなり「よし、定住旅行家になろう!」とは思わなかったERIKOさん。

どんな理由で志を抱いたのでしょうか。

 

「1つは人と関わることが好きなんですね。私が思うに人間というのは、自分が出会った人の生き方を見て思ったり感じたりして、いろんなことを選択していく生き物だと思うんです。多分、皆さんも少なからずこの場所にいるというのは、いろんな人たちと出会ったり、お話をしたりして、そこから何か影響を受けて選択をしているからだと思うんですね。

人との出会いはすごく影響力があるものだと思いますし、人の生き方や生活の中にはすごく知恵が詰まっています。そういう学びを求めて、定住旅行をしています」

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ホンジュラス Valle de Angeles(天使の谷)©ERIKO

そして、もう1つの理由。

それは強烈な体験が大きく心を動かしたと言います。

 

 

「高校を卒業後、鳥取県から東京に出てきてアルバイトをしながらモデルの仕事をしていました。ただ、自分の生き方に悩んでいた時期が4、5年くらいあって『どうやって自分らしく生きていけばいいんだろう』と長く模索していました。また、ストレス性の病気が発症して入院と退院を繰り返していて。

その頃、スペイン語を勉強しようと思って3ヶ月の留学を申し込みました。しかし、支払日になっても必要額に達していなくてスペインに行けなくなったのです。そこで留学会社の担当者が、代わりにオススメしたアルゼンチンに留学することにしました。どんな国なのか全く想像できなかったのですが、行ってみたら『なんなんだこの楽園は!』ってくらい楽しかったんですよ。

 

あるとき、ブエノス・アイレスのボカ地区というタンゴ発祥の地に遊びに行ったときに、私の人生を変える事件が起こったのです。当時私がアルゼンチンに行った時というのは、バスに乗る際に1ペソというコインを支払わなくてはいけませんでした。ただ、どういうわけか1ペソがマフィアの人にかき集められており、街から1ペソが不足していたのです。ちょうど家に帰るときに、1ペソを払わなきゃいけなかったんですけど、財布の中を見たらなかったのです。

 もちろん両替もできないのでどうしようと思って。バスの運転手に料金を多く渡すから乗せてくれと言ってもダメで。だんだん夕暮れになり、あまり治安も良くない地域だったので『これはまずいな』と思っていたら、ひとりの女性がバス停に向かって歩いて来たのです。

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アルゼンチン ブエノス・アイレスのボカ地区 ©ERIKO

女性は左手に歩いてる子供さんの手を引いていて、右腕に赤ん坊を抱いていました。身につけている洋服は少々破れていて、そんなに裕福ではないなという印象でした。でも、その人しか周りにいなかったので勇気を持って

『1ペソ持っていますか?』と尋ねました。

ポケットをまさぐって、パッと手を差し出すと、紙くずや他のコインと一緒に1ペソがあったんですね。そしたら、とびきりの笑顔で渡してくれました。『もらっていいのかな』と思いながら、ありがとうございますと受け取りました。代わりに5ペソの紙幣を差し出したんですね。そしたら、いらないって言うんです。

たぶん、それは、あなたに貰われるためにあった1ペソだから』と。

このとき、私はすごい衝撃を受けました。

自分が東京のバス停で『すみません、10円ありますか?』と言われたら、多分出さないと思うんですよ。『何でこの人は銀行に行かないんだろう』とか考えてしまうと思うんです。

彼女は私よりも貧しい生活をしているかもしれないけれど、与えることにものすごい喜びを感じている。自分の心がものすごい貧しくなってしまっていることに気づいたのです

当時は仕事をすごくしたかったし、いっぱいお金も欲しかった。

ただ、多分モノをたくさんもらっても、人は幸せを得ることはできないんだって思ったんですね。きっと幸せは、命あるものからしかもらうことができないとその体験で思ったんです。

日本とは違う価値観に出会ったことで、それまで言語にしか興味がなかったことが、人の暮らしや生き方に興味を持つようになりました」

 

1つの出会いが、その後の人生に大きな影響を与える。

人との出会いの大切さを感じました。

一期一会、一人ひとりとの出会いの大切さを改めて学びました。

 

旅での決めごと

これまでに何度も世界を旅しているERIKOさん。

必ず守っている決まりごとがあるそうです。

それは、何なのでしょうか。

 

「旅を友達と一緒に行くと、確かに楽しいと思うんです。ただ、どうしても一緒にいる人と話す時間が長くなってしまうんですね。そうすると、せっかく現地の家族と交流する時間があるのにもったいなくなってしまうので、必ずひとりで行くようにしています。

出会いというのは、本質的にひとりでいることがすごく重要なんじゃないかなって思っています」

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サハ共和国 オイミヤコン村(世界一寒い人間居住区)©ERIKO

出会いの本質はひとりでいること。

確かにひとりでいると、行動の範囲が広がりそうです。

自分だけの時間を持つことの大切さを教わりました。

 

その肩書きって必要?

かつては自身の肩書きに対してコンプレックスがあったというERIKOさん。

しかし、海外に行ってその考え方は変化したと言います。

 

「私は大学を出ていないので高卒なんです。昔は大学生の肩書きを持ってなかったぶん、すごく劣等感を持ってた時期がありました。ただ、海外では名刺を渡して『こういう大学を出た』と言ってもあんまり通用しないんですね。

それは、人間性そのものを見られるからです。

例えば、会社の社長さんが名刺を出しても、それを見て態度が変わることはほとんどありません。『社長さんだったらそういう人だってことを証明してごらん』って感じで。人間性をすごく見られる環境に多くいるので、今は何とも思っていません」

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ジョージア トビリシ ©ERIKO

自分自身、過去に肩書きに対してコンプレックスがあったため、とても共感しました。

今ではとても小さなことを気にしていたなと思います。

人と接する際は、その人そのものを見るように心がけたいものです。

 

笑顔の価値観

 住む環境によって大きく変わる価値観。

キューバを引き合いに出して、笑顔の価値観について話してくれました。

 

キューバの生活は工夫や知恵が詰まっています。一般的な給与は月に10ドル、つまり1000円ちょっとです。だから、日本のように物が壊れても買えないんですね。そのため、直し方や縫い方を学ぶしかない。おかげで、すごく知恵を持っているのです。

 一番すごい工夫だと思ったのが笑顔です。ある日、ホームステイの家族に食事を出してもらった際、

『日本人は料理を出してもらっても全部でいくらかかっていて、明日また食べられるかっていう不安はないんだよね。私たちは食べるものとか生きていくことがすごく大変で、次の食事が食べられないかもしれないという不安に襲われることもあるの』

と言われたんですよ。そのときに同じ人間でも頭の中は全然考えていることが違うんだってすごい衝撃でした。

ただ、その家族はいつもすごい明るくて元気なんですね。

『じゃあどうして、そんなに辛い生活なのに笑ってられるの?』

と聞いたら、

辛いから笑うんだ。笑顔というのは何かが起こって笑うものじゃなくて、辛いことしかないから自分たちが笑う。それにすごい価値がある

と言われたんですね。

その会話から、その国の社会だったり、その国の中で生活する苦悩や生き様が垣間見えた気がしました」

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イタリア マッティナータ ©ERIKO

キューバの生活を経験して、日本を改めて俯瞰したときに感じることがあるといいます。

 

「彼らの生活を良いとか悪いとかは何とも言えませんが、『一生懸命生きている』という感じがすごくするんです。いわゆる『生きがい』ですね。キューバには日本のように、自殺やうつ病はありません。

日本に戻っていつも思うこと。それは、この国には色んなものがあり、何でも手に入り、仕事も選ばなきゃ何でもできること。そういう環境にいると、自分で足りないことを探したり、感動を自分で作ったり、夢を持ったり。そういうことをしないと、メリハリがなくなってしまう。

そのため日本では、生きがいのない人生に陥りやすくなってしまうのかなというのを感じました」

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キューバ シエンフエゴス ©ERIKO

日本で笑顔といえば、嬉しいときや恥ずかしいときなど、相手と距離を縮めたいときになるもの。

世界各国の笑顔の裏には、私たちが想像するものとは違う意味を含んでいることもあることを学びました。

海外に行く際、その国の文化をあらかじめ把握していると、吸収できることが増えるのではないでしょうか。

物事を考えるモノサシを増やせることは、海外に出るメリットであると強く感じました。

 

言語の面白さ

言語習得が趣味というERIKOさん。

今では日本語を含めて6ヶ国語を話せるといいます。

圧巻です…

言語の魅力とは何かを語ってもらいました。

 

「勉強するとそれを理解できるキャパが人間にはあるんだ、ということに気付かされるんですね。共感できる部分がすでに自分の中に備わるというのがすごいことだと思っています。全然違う価値観でも、それを理解できるようになることはすごく面白いと思います

私が言語を大切にしている理由は2つあります。

1つはその国の言葉でその国を理解すること、つまりそこに住んでいる人と同じ目線に立ってその国のことを理解することです。もう1つは日本人としての目線その2つの視点を持つことによって、初めて物事を理解できる入り口に立てると思っています。それが片方だけだと、バランスが悪いんじゃないかなっと思っています」

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コロンビア カルタヘナ ©ERIKO

また、日本人にはありがちな、外国語に対する考え方があるといいます。

 

「いま日本で生活していると外国語=英語という認識が一般的だと思います。確かに国際的に使われる言語としては、すごく有効で便利だと思います。ただ、英語いっしょくたになってしまうと多様性が欠けていくような気がするんですね。

言語というのは、その民族のアイデンティティを表す大切なものなので、世界の多様性を理解するには英語という手段だけでは届かない部分があると思っています。

興味ある言語とか、聞いて素敵だなと思う言語に取り組んでみると、思いがけない出会いや運が開けるような気がします。もし英語が苦手だけど、別の言語がやりたいという人がいたら、ぜひチャレンジしてもらいたいです」

 

思えば、英語以外の言語が世界中にあります。

「もしかしたら自分にぴったりな言語が見つかるかもしれない」と思うと海外に対する興味がより湧いてくるのではないでしょうか。

 

オススメ本

暮らす旅びと  ひとりで渡った中南米縦断10万5千キロ

暮らす旅びと ひとりで渡った中南米縦断10万5千キロ

 

今回紹介したアルゼンチンでの経験をきっかけに、1年4ヶ月に渡って中南米・カリブ単独縦断を決行。

その長い物語がこの一冊に綴られています。

様々な人との出会いから、生き方について考えさせられる場面が多々ありました。

また、美しい景色に「実際、その景色を体感したらどうなのだろうか」と想像を膨らませてくれます。

現地に行ったからこそ見える各国の素晴らしい点、改善すべき点が描かれており、とても勉強になりました。

読み終えたあと、「今すぐ旅に出たい!」と思わせてくれる一冊です。

 

お話を終えて

お話の最後に「旅を通して一番変わったことは何ですか?」と質問すると「受容できるスペースが増えた」という答えをいただきました。

物事を眺めるモノサシを多く持っていれば、それだけ色々な角度から考えることができる。

同じ景色を見たときに、一体どんな風に映っているのか……

ERIKOさんの目から一度世界を眺めてみたいものです。

様々な人との出会いの中で、自分の中にある価値観を少しずつ広げていきたいと思います。

貴重なお話をありがとうございました!

 

本日も読んでくださりありがとうございます。

「論理的」に見える受け答えの技術! 鈴木鋭智さん

こんにちは!

 

今回紹介する方は、
企業研修・ビジネスセミナー講師である鈴木鋭智さんです。

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【目次】

 

 

プロフィール

鈴木鋭智(すずき えいち)

株式会社キャリア・サポート・セミナー顧問講師
ビジネス書・受験参考書著者

MECEもロジックツリーも使わないロジカルシンキング&ロジカルライティング」を得意とする企業研修・ビジネスセミナー講師。

著書『何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55』は2011年の発売以来6年連続Amazonカテゴリ1位、シリーズ累計13万部のベストセラーとして知られる。

代々木ゼミナール講師時代、小論文を「文章表現ではなく問題解決の科目」と再定義することによって合格率を倍増。浪人生のゴチャゴチャになった頭を整理するツールとして「ミニマルシンキング(論点を最小限に絞る思考法)」を開発し、NHK Eテレテストの花道」はじめテレビ・雑誌などでも活躍。

またビジネス書『ミニマル思考 世界一単純な問題解決のルール』、『仕事に必要なのは「話し方」より「答え方」』はアジア諸国でも翻訳出版される。

1969年、青森県生まれ。東北大学大学院文学研究科修士課程終了(認知心理学専攻)。

引用:プロフィール | 鈴木鋭智 Official Site

 

普段は企業の人材育成をされている鈴木さん。

主に20代の仕事に行き詰まってる人や、就活に行き詰まってる人にサバイバルと下剋上の仕方を教えているといいます。

具体的には、「ロジカルな話し方、書き方、議論の仕方」を指導しているとのこと。

今ある状況から逆転をしたい方、要チェックです。

 

国語には2つのジャンルがある

小学校、中学校、高校と国語の科目があったと思います。

そんな国語には教養ロジックの2つのジャンルがあるといいます。

それぞれどういった意味なのでしょうか。

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教養とは、美しい日本語の表現、正しい敬語の使い方、漢字の知識、文学の鑑賞……など。

いわゆる知識系の勉強を意味します。

 

一方、ロジックとは誤解させないための説明の仕方、的を射た受け答えの仕方を意味します。

文部科学省の学習指導量をくまなく探すと見つかるジャンル。

そのため、現場の国語の先生も気づいてない人がほとんど

結果、教えられる内容のほとんどが教養に偏ってしまっている状況というのです。

ただ、社会に出てから必要なことはロジックだといいます。

 

社会に出て必要なことはロジック。なぜなら、美しい日本語の表現、正しい敬語の使い方、漢字の知識は今の時代検索すれば出てくるからです。

ところが、誤解させないための説明の仕方、的を射た受け答えの仕方は、知識ではないためググってもわかりません。しかも教養にあたる部分は、日本国内だけのローカルルールです。これからの時代、取引先やお客さん、上司、部下が外国人になります。日本国内だけにしか通用しない教養に詳しくなっても活躍できる場は年々狭まってしまうのです。それに対してロジックは世界共通です」

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教養とロジックの違いがわかったと思います。

例を挙げて説明を続けます。

 

現地法人のアメリカ人の社長に誘われるわけです。

『へい!今度の週末、うちでバーベキューをやるんだけど君も来ないか?』

これが日本の場合、

『ホームパーティーですか!素晴らしい!奥様は料理が上手だし……あ、すみません!あいにく当日、息子の運動会と重なってまして……』

日本のサラリーマンはこれで話が済みます。

参加しないのだな、と。

ところがアメリカで同じことを言ったら、

『So. Do you come or not?』

つまり、息子の運動会があるから参加できませんなのか、息子の運動会があるけどそれを犠牲にして参加するのか、どちらか聞かれます。まずは結論を言おうぜ、と。

このように相手の求める受け答えをできるかがこれから活躍できる人間を分けるカギになるのです」

 

誤解させないための説明の仕方、的を射た受け答えができるようになれば、英語や中国語ができなくても優秀なスタッフが通訳をしてくれるようになるといいます。

「英語をしないと」と思いがちですが、その前に基礎的な物事の考え方が成り立っていなくては、どこに行っても活躍できません。

見落としていた大切な点に気づかせてくれました。

 

疑問形にある2つの意味

普段の会話で何気なく使っている疑問形。

そんな疑問系の用法には2つの種類があるといいます。

①質問(説明が欲しい)

②反語(否定を意味する)

 

「君、この仕事に向いてないんじゃないの?」

たとえば就活の面接で質問されたとしましょう。

ここでのポイントは最初から反語で受け取らないこと

採用担当者は「できます」「大丈夫」と言って欲しい。

しかしながら、これを否定を意味する反語と捉えてしまい「人格を否定された」と感じてしまう(場合によっては圧迫面接とも受け取ってしまう)。

そのため、話がややこしくなってしまうといいます。

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考えてみれば、これから我が社に入る可能性のある学生に対して恨みを買いたくないでしょう…

相手は、説明が欲しいのか否定したいのか、見極められるかが大切だといいます。

この知識があれば「就活の面接のストレスは半分に減るでしょう」というメッセージをいただきました。

ぜひ、頭の片隅に留めておきましょう。

 

「意見」を求められたら?

「君、何か意見はあるか?」

新入社員になれば、上司から尋ねられることがあるでしょう。

それに対して何も答えられず固まってしまうこともあると思います。

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ではそもそも、意見とは何でしょうか。

鈴木さん曰く、意見と言えるものと言えないものの区別は「それに対して賛成・反対が言えるかどうか」にある。

そして、意見とは「提案すること」だといいます。

 

たとえば「昨日から強い雨が降っている」。

これに対して賛成・反対は言えません。

このような事実の説明や感想は意見に含まれません。

 

「昨日から強い雨が降っている。だから遠足を中止にしよう」。

これに対しては「残念だけど中止にしよう」や「いやいや、雨の中でも決行するのが遠足でしょ!」と賛成・反対が言える意見になっています。

 

では、なぜ意見が求められるのか。

新入社員に求められているのは答えではありません。

それは、話を転がすきっかけが求められているからだというのです。

意見が言えない人は、いてもいなくてもいい存在」という言葉が強く印象に残りました。

不器用でも自分の意見を発信していきます。

 

世界一単純な問題解決のルール

皆さんも周りを見渡すと、様々な問題にあふれているのではないでしょうか。

そんな問題を解決するための3つのルールを教えていただきました。

 

1 実害のないことで騒がない

「不快感」「不謹慎」「面倒くさい」「非常識」「不公平」…

こうした気分や思い込みといったことで騒がないことが大切だといいます。

具体例として「芸能人の不倫が許せない」ことが挙げられます。

実際、テレビを見ている人は何も被害を被ってないでしょう。

つまり、「別にいいじゃないか」と思えることがポイントだといいます。

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一方、実害のあることとは「命かお金」に関わること。

健康被害」「お店の売り上げ」など。

これは誰も否定できないでしょう。

問題を提起をする際、「実害のあること」と「実害のないこと」を分けることから始める大切さを学びました。

 

2 心がけではなく仕組みを変える

変えることが難しいことの1つに「人の心」があります。

人の心を改善しようと力を入れるより、仕組みを変えた方が問題解決につながりやすいといいます。

 

抱えている問題は「アルバイト従業員が不適切な写真をSNSに投稿する問題を防ぎたい」とします。

この問題をどうすれば解決できるでしょうか。

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鈴木さん曰く「採用の申し込みを往復はがきに限定する」ことによって効果が出るといいます。

今の時代に往復はがきをわざわざ出してくれる人はSNSをあまりやらない人がおそらく多い。

心に焦点を当てた「情報リテラシーを教える」ことよりも効果がありそうです。

最初からやる気のある人を集めるという発想の転換に感心しました。

 

3 禁止令、罰則よりもクールな手はないか

手取り早い解決策として「禁止令、罰則」をついつい考えがち。

ただ、そこで「クールな手」、つまり「より効果が大きく、より効果が確実で、よりコストが少なく済む解決策」を探すことが大切だといいます。

 

 丘の上にある高校では、下校時に坂道を猛スピードで駆け下りる生徒がいて問題です。

坂の終わりは大きな道に面しており、自動車と衝突する事故が多発しています。

この問題の解決策は、どちらがクールでしょうか。

1.自転車で坂を駆け下りたら停学処分

2.自転車置き場を坂の下に作る

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2の方が断然クールですね。

最初に思いついた考えがベストだとは思わずに、「もっといい答えはないか」と考える習慣の重要性を教わりました。

 

オススメ本 

コミュニケーションについて書かれた本といえば「話し方」について書かれたものが多い印象。

しかし、本書は「答え方」にフォーカスをしており一線を画している印象を受けました。

これまでの「答え方」を振り返ると、質問の意図を正しく理解して答えられなかったことを痛感しました。

コミュニケーションに興味のある方にオススメです。

 

ミニマル思考 世界一単純な問題解決のルール

ミニマル思考 世界一単純な問題解決のルール

 

 仕事や人生のごちゃごちゃした問題をサクッと解決したい。

そんな方にオススメの一冊。

本書でいう「ミニマル思考」とは、頭の中から無駄を削ぎ落とし、残った最小限の「考えるべきことに集中する思考を意味します。

今回のブログで紹介した問題解決のルールについてもより詳しく説明されています。

180ページ弱とコンパクトな中にポイントがギュッと詰まっています。

 

公務員試験 無敵の文章理解メソッド

公務員試験 無敵の文章理解メソッド

 
公務員試験 無敵の論文メソッド

公務員試験 無敵の論文メソッド

 

これから将来を考える上で、公務員を目指す方もいるでしょう。

そこで避けられないのが公務員試験。

CSS公務員セミナーの講師でもある鈴木さんから、試験を突破するためのヒントが得られます。

武器を持って試験に立ち向かうか否かでは心の持ちようも変わってくるでしょう。

頭の中のモヤモヤをスッキリさせて、合格へ向かって一直線に進んでいきましょう。

 

お話を終えて

これまでを振り返ると頭の中がごちゃごちゃになっていたな、と痛感しました。

相手は何を求めているものは何か。

他者への想像力の重要性を感じました。

相手の求めるものを届けるということは、普段の生活から仕事まで、どんな場面でも大切になってくる要素ではないでしょうか。

コミュニケーションの本質を学ぶことができたと思います。

また、問題解決のための新しい発想を教わることができました。

頭の中の「ムダ」を削り、本当に大切なことだけに注力していきます。

鈴木さんありがとうございました。

 

本日も読んでくださりありがとうございます。

可能性は無限大! 杉岡侑也さん②

こんにちは!

今回は、前回に引き続き

株式会社Terrace代表取締役社長である杉岡侑也さんのお話を紹介します。

unic0.hatenablog.com

それでは早速、本題に入りましょう!

 

 【目次】

 

自問して辿り着いた決断

キャリア、要は自分の未来ってつぶつぶ変わりますよね。皆さんも大学に入ろうと思った時、入った後、思い描いている未来はちょっと違うと思います。きっかけに出会うほど描くものは変わるし、出会う人によって人生は変わってくる。それは人ですから当然です。

僕自身、名刺を持ってスーツを着て真夏の東京を歩く経験なんてありませんでした。そういう経験を通じて「なんや、俺もっと出来るんちゃうか」と感じました。

でも会社が僕に提供しているキャリアと、自分が描きたいと思ってるキャリアに少しずつギャップが出て来た瞬間に「なんかちゃうぞ」と思いました。「転職」もしくは「自分で会社を作る」。頭の中にはこの二択しかありませんでした。

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60何億人いる社会から見た時、やっぱり僕も歯車です。「一人の大人として社会に何を残せるんだろうか」とバカなりに考えました。その結果、それを一番自分らしく生きる手段として僕に合っているのは会社を作ることだと思い、24歳の時に起業しました。

 

会社を立てて抱いた想い

その時の想いは今でも覚えています。僕が18歳の時に社会に出て、あんなに桃鉄にしか命を注げてなかった俺ですら、立派な会社に拾ってもらって、立派な経営者に会わせていただいて、お仕事をさせていただいて、給料をいただいて…そんな幸せな人生を送ることができた。

俺ですらそんなことができるなら、もっともっと皆んなには出来るんじゃないか。人生が変わるきっかけを届けられるような仕事ができればいいなと思って会社を作りました。

terrace-inc.com 学生限定のカフェであるBEYOND CAFE。ぜひ足を運んでみてください

今は会社をいくつか経営していて、そのうちの1つがビヨンドカフェです。まだ15人くらいの小さな会社ですが「人の可能性は無限大だ」という気持ちを全員が持っていて、本気で達成したいと思っています。そんな社会へのメッセージを込めた会社なので、ソーシャルベンチャーなのかなと思ってます。

 

  

まずは自分を大切に

僕が一番大事にしているのは「僕自身が一番幸せになること」です。「まずは一番自分のことを大事にしてほしい」。これを伝えにきました。社会貢献、人のためになりたい、誰かの笑顔を、と学生の皆さんはよく言ってくれます。でも「お前はどうなん?」って言いたいんですよ。

terrace-yuya.amebaownd.com 杉岡さんの運営するブログ。熱い言葉に心を動かされます

お前が幸せじゃないのに周りが幸せになるわけがないやん。誰もが楽しい人の周りに集まるんですよ。誰もが幸せそうな人の周りに集まるんですよ。影響力を持って社会を変える中心にいる人っていうのが一番幸せそうにしているんですよね。

社会にこれから出る皆さんには、まず自分が一番幸せになることを徹底的に突き詰めてほしいと思います。結果、それが誰かのためになる。そういう順番だと思っているので。

 

自分次第で人生は変わる

勢いで入社するのが幸せなのか?ちゃうんですよ。自分を幸せにするのは、自分次第なんです。

ここにいる皆さんが僕と過ごす何分間を豊かにするのは皆さん次第だし、「おもんないな」と思うのも皆さん。そんな中で「おもんないかも知れへんけど何か掴めるものはないか」と思うのも皆さん。会社に入ろうがどんな仕事に就こうが、どんな場所でどんな人と働こうが、全部自分次第です。 

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死ぬまで最高に幸せに生きる人というのは、仕事に本気で取り組んでいる。その結果、休みが貴重になって、休みが貴重になるからプライベートが充実して、最高に幸せになる。僕が本当に付き合っててかっこいい社会人のみなさんって、こういう生き方なんですよ。これはあくまで僕の価値観なので、こういう生き方もあることを知ってほしいなと思います。

 

逆に幸せでいられない人というのは、休みを大事にすることが一番に来る。結果、自己研鑽ができておらず、30代そこそこで、そこの会社でしかパフォーマンスを発揮できない自分になり、100年ライフにもかかわらず60歳位までしか働けず、70歳、80歳で死んでいく。かっこ悪くないですか?そんな生き方をしたいとは思えないじゃないですか。それが軌道修正できるのは今しかないんですよ。だから仕事が楽しいと人生が楽しいと感じるわけです。

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長いんですよね、人生って。でも、一回だって後戻りをした人はこの世の中にいません。皆さんの今日が人生にとって一番若いのです。要するに皆さんにとって一番可能性があるのは、今日この日なんですよ。

だから、今この瞬間を本気で生きられない人が明日、何か大きいことを成し遂げることなんて絶対ないのです。今日こういう言葉を聞いて変わってもオッケー。また誰かから同じようなことを聞いて変わってもオッケー。25歳になって変わってもオッケー。40歳になって気づいて変わろうと思ったら結構厳しいです。こういう人生があることを知ってほしいなと思います。

 

働くとは何だ

服って本来は体を隠すためだったと思いますが、今や「おしゃれに見られたい」とか「こういう自分だと認知されたい」といった目的を持って服を着ているのではないでしょうか。

仕事も同じように変わってます。狩りを例に挙げると、先祖は生きるために仕事をしてたんですよね。でも、今は違います。すでにコンビニのアルバイトで一生過ごしていけるくらい社会は豊かになったんです。また、国が僕らにお金を渡す「ベーシックインカム」まで生まれてきてるんです。要するに「お前働かなくてもええで」って。じゃあ「働くことは何?」ってなるじゃないですか。

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先ほど服の例を出しましたが、マズローの五段階欲求でいうと安全のレベルから自己実現のレベルまで上がっています。

それと同じように働き方も変わっています。働くことは、自分という生き物が社会にとってどういう風に価値を発揮できるかという領域まで来ているのです。

これから社会に出る皆さんはきっと「給料のため」、「おかんが喜ぶから」、「自分が知ってるから」、「きっと安心だろうから」という薄っぺらいキャリアの選択をするのではなくて、「自分はどういう風に生きたいのか」、「30歳40歳になるとき、どんなに豊かな人生が待っているか」と考えることができるか。

キャリアは歩いてきた軌跡という定義です。つまり、未来を描いてない人がキャリアを選べるはずがないんですよ。未来の自分を描いて「どう自己実現するのか」、「どういう社会貢献をしたいのか」、「どういう自分でいたいのか」が直結した時にそれが働くことに変わるのではないかと思います。


ゼクシィCM「私は、あなたと結婚したいのです」噴水篇

先日、ゼクシィのCMを見てとても感動しました。

「結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私はあなたと結婚したいのです」

仕事も一緒で、今や働く理由なんていらないんですよ。でも、働く意義があったり、働く先に志があったり、そういう意義や目的があったら少し人生が楽しくなる。そうなったらまた、新しい自分に出会える。それが生きる目的なんじゃないかなと思っています。

 

おすすめ本 

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

 

講義中にオススメしていただいたのが本書。

人類の 長寿化に目を向け、どうすれば個人や家族、企業、社会全体の得る恩恵を現実化することができるかが綴られています。

杉岡さんとお話したある経営者は「これ読んでない人はビジネスマンじゃない」とおっしゃっていたとか。

それくらい本書の内容が一般常識化するといわれています。

長生きすることによって成し遂げられることが増える可能性が高まりますが、何もしないでぼーっとしていると、貴重な時間だけが過ぎ去ってしまう危機感を抱きました。

これからを生きるための必読書であると感じました。

 

お話を終えて

年齢がさほど離れていないにもかかわらず、思考の深さ、熱量の高さに圧倒されました。

小手先のスキル・テクニックではなく、何よりも「心」が重要であると実感。

お話を聞いて、人としての魅力が溢れる方という印象を受けました。

一人の人間ができることは、たかが知れています。

多くの人を巻き込み応援してもらえることは、夢を叶える上での大切なポイントであると教わりました。

杉岡さんのような、いつまでも挑戦し続けるカッコいい大人を目指そう。

非常に濃い時間をありがとうございました!

 

本日も読んでくださりありがとうございます。