新しいマスコミ、新しいコンテンツ、新しい働き方! 角田陽一郎さん①
こんにちは!
今回紹介する方は、
バラエティプロデューサーである角田陽一郎さんです!
【目次】
プロフィール
まずは角田さんのプロフィールを紹介したいと思います。
角田 陽一郎(かくた・よういちろう)
バラエティプロデューサー
1970年千葉県生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒業後、1994年にTBSテレビに入社。TVプロデューサー、ディレクターとして「さんまのスーパーからくりTV」「中居正広の金曜日のスマたちへ」「EXILE魂」など、主にバラエティ番組の企画制作をしながら、2009年ネット動画配信会社goomoを設立(取締役)。
映画『げんげ』監督、音楽フェスティバル開催、アプリ制作、舞台演出、「ACC CMフェスティバル」インタラクティブ部門審査員(2014,15年)その他多種多様なメディアビジネスをプロデュース。
いとうせいこうとユースケ・サンタマリアがMCを務めるオトナのためのインディペンデンス型トーク番組「オトナの!」を制作(2012年1月〜2016年6月)。「OTO-NANO FES! オトナの!フェス」を開催。
2016年12月31日付でTBS退社。
著書「最速で身につく世界史」「成功の神はネガティブな狩人に降臨する―バラエティ的企画術」「究極の人間関係分析学カテゴライズド」編著「オトナの!格言」。
「水道橋博士のメルマ旬報」で毎月20日発行の”る組”にて『テレビの果てはこの目の前に』連載中。
「cakes」で、『世界はすべてバラエティになる』だいたい隔週連載中。
以前、角田さんのラジオ番組に出演させてもらいました。
その際の投稿がこちら。
なんと今回は、大学にて外部講師として登壇していただきました!
角田さんの熱いトークは最初から最後まで止まることなく続きました。。
これは是非みなさんにも知ってもらいたいということでシェアをします!
夢の叶え方
突然ですが、
みなさんは夢を叶えたいと思いますか?
多くの方が叶えたいと思います。
自分が面白い、やりたいと思えることを次々と実現している。
そんな角田さんが夢の叶え方を教えてくれました!
それは、、
夢を口に出すことです。
ただし少しずれて叶うとのこと。
例を挙げると角田さん自身、SMAPの木村拓也さんと番組を作りたい!と口に出していました。
すると、SMAPの中居正広さんが出演する「中居正広の金曜日のスマたちへ」が生まれました。確かに少しずれていますが夢と近い方向に進んでいます!
口に出すと、
- その夢を叶えるためにはどうすればいいのか本気で考え行動に移る。
- 応援してくれる人が現れる。
こうした理由もあるのではないかと考えます。
夢を口に出すのは恥ずかしいと思いますが、
どんどん口に出していきましょう!
夢にキャンペーンをつける
夢を叶えるポイントとしてキャンペーンをつけるということ。
その例として、漫才コンビ「キングコング」の西野亮廣さんをあげました。
彼は「ウォルト・ディズニーを倒す」と公言しています。
これこそまさに、キャンペーン!
ここで大切なことが大きいキャンペーンにすること。
なぜなら小さいキャンペーンであると面白くないから!
確かにワクワクしないですよね。。
自分に置き換えて以下のように考えることができるのではないでしょうか。
「山田太郎の就活キャンペーン!」
「〇〇大学合格キャンペーン!」
「ミュージシャンで武道館立つんだキャンペーン!」
…
なんでもキャンペーンは付けられますね。
大変だなと思えることを面白いと思えるものに。
名前をつけて楽しんでいきましょう!
環境づくりの大切さ
加えて大切なことは環境づくり。
劇作家である、坂手洋二さんの言葉を引き合いに出して説明しました。
「どんな理由であっても続けるを持っている人がヒットする」
精神的な努力だけでなく自分がやりたいことをやるためだけの環境を作るかが大事。
角田さんは「やるべきこと」と「やりたいこと」が重なるように仕事をしています。
例えば、天才の人に会いたい!と思い立ち、
天才が集まる『オトナの!』という番組を作りました。
この例で考えると、
やるべきことは、番組づくり。
やりたいことは、天才に会うことですね。
「そうは言っても私には、、」と諦めるのは早いです!
私たちにもできることはあります!
たとえば、お金がなくて英会話の教室に通えないけど英語を上達させたい。
そんなときは、英語を使わざるを得ないアルバイトをしてみる。
お金がないけど海外に行きたい。
そんなときは、現地で行うプロジェクトを立ち上げてその費用をクラウドファウンディングで募る。
…などなど。
やりようはいくらでもあります。
自分のやりたいことにどのように結びつけて考えられるか。
思考を止めずに考えることの重要性を学びました!
まだまだ内容は盛りだくさんなので続きは第二弾にて!
本日も読んでくださりありがとうございました。
普段の食事を一度見直してみよう! 食品ロス問題専門家 井出留美さん
こんにちは!
今回紹介する方は、
食品ロス問題専門家の井出留美さん(株式会社 office 3.11 代表取締役)です!
【目次】
食を通して社会に貢献
まずは井出さんの紹介をしたいと思います。
消費生活アドバイザー。博士(栄養学)(女子栄養大学大学院)、修士(農学)(東京大学大学院農学生命科学研究科)。女子栄養大学・石巻専修大学 非常勤講師。日本ケロッグで広報室長と社会貢献業務を兼任し、東日本大震災では食料支援に従事する。その折の大量の食料廃棄に憤りを覚え、自らの誕生日であり、人生の転機ともなった3・11を冠した(株)office3.11設立。日本初のフードバンク、セカンドハーベスト・ジャパンの広報を委託され、同団体をPRアワードグランプリ ソーシャル・コミュニケーション部門最優秀賞や食品産業もったいない大賞食料産業局長賞へと導く。市会議員、県庁職員、商店街振興組合理事長らと食品ロス削減検討チーム川口主宰。平成28年度農水省食品ロス削減国民運動展開事業フードバンク推進検討会(沖縄)講師。同年10月『賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるのか』(幻冬舎新書)上梓、11月、本著内容を国際学会Food and Societyで発表。
「食」に関する仕事に関わりつづげている井出さん。
まさに食のスペシャリスト!
彼女の辿ってきた道のりをもっと知りたい!
そんな方は、ホームページに記載されている”漫画〜イデルミ物語〜”をご覧になるのがオススメです。
漫画なのでスッと頭の中に入ると思います。
可愛いイラストがとても素敵です!
食品ロスの現状
井出さんは食品ロスを減らすために様々な活動を行なっています。
そもそも食品ロスとは何でしょうか?
食品ロスとは、まだ十分に食べられるのにもかかわらず捨てられてしまう食品をいいます。
世界ではどのくらいの食品ロスがあると思いますか?
正解は13億トン/年です。
この量は生産量のうち三分の一を廃棄していることに相当します。
では、日本ではどのくらいの食品ロスがあると思いますか?
正解は632万トン/年です。
この量は日本全体の1年間の魚介類の消費量に相当します。
このうち約半分の302万トンが家庭から出ており、私たち一人ひとりがおにぎり1〜2個に匹敵する136グラムを捨てている計算になるのです。
食品ロス削減を積極的に推進する意思を表明するためのロゴマーク。通称「ろすのん」。利用許可の申請をすれば誰でも無料で使えます。
この現状に衝撃を受けました。
こんなにも廃棄が生じているのか、と。
世の中には知らないことが多いと気づかされました。
日本で食品ロスが多いのは、「3分の1ルール」が関係しているとのことです。
3分の1ルールとは
「3分の1ルール」と聞いてピンと来るでしょうか?
井出さんの著書『賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるのか』では以下のように説明されています。
賞味期限を3分の1ずつに区切って、最初の3分の1を「納品期限」、次の3分の1までを「販売期限」とするもので、法律ではなく、食品業界の商慣習です。
たとえば、賞味期間が6カ月の菓子であれば、メーカーや卸は最初の3分の1、すなわち製造してから2カ月以内に、小売店に納品しなければなりません。それを過ぎてしまうと、多くの小売店に拒否され、納品することができないのです。
……賞味期間が6カ月の場合、さらに4カ月を過ぎると、今度は販売期限が切れるので、賞味期限があと2カ月残っていても、商品棚から撤去されます。
『賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるのか』より引用
長野県発祥の3010運動。宴会等から出る食べ残しを削減するため、開始後30分と終了前10分を離席せず食事を楽しむ運動です。少しずつ、全国に広がっています。
参照:https://www.city.saga.lg.jp/main/20163.html
このようなルールがあったとは知りませんでした。
新鮮で安全な食べ物が手に入る背景にはこういった現状があることを学びました。
本の紹介
井出さんが書かれた本を紹介したいと思います。
上記でも紹介した、
この本では今の社会に必要な食情報が詰まっています。
これまで常識と思っていたことが間違っていた。。
そんな気づきがたくさん得られる一冊になっています。
今日から家庭でできる、食品ロスを減らすための10カ条を以下に引用しました。
- 買い物前に、自宅の戸棚や冷蔵庫にある食品の種類と量を確認する
- 空腹の状態で買い物に行かない
- 買い物では、すぐに食べるものは手前(賞味期限が近いもの)から取る
- 「期間限定」や「数量限定」、まとめ買いに注意
- 調理のとき、食材を使い切る
- 残った料理は別の料理に変身させる
- 賞味期限はおいしさの目安、五感を使って判断する
- 保存用食材は「ローリングストック法(サイクル法)」で
- 外食時に注文し過ぎない
- 残さないで食べる
何も難しい事はやらなくともいい。
まずは、他人事ではなく私事として受け止めて
できることから行動することの大切さを教わりました。
講義を終えて
辛いことや挫折、回り道も経験した井出さん。
それでも諦めずにコツコツと積み重ね、一つずつ自己実現をされて尊敬の念を抱きました。
井出さんから”自我作古”という言葉を頂きました、
これからしようとする事は前人未到であるが、予想される困難や試練に耐えて新しい分野を切り開く意味です。
今ある常識を疑い行動に移す。
そんな姿勢を見習いたいと思います。
普段の「食」について改めて考える機会を与えてくれました。
井出さんありがとうございました。
本日も読んでくださりありがとうございました。
好きこそ物の上手なれ! 経営学者 楠木建さん
楠木建さんの仕事の流儀
仕事と趣味の違い
好きこそ物の上手なれ
学生に向けて
あなたの選挙勝たせます! 選挙戦略家 鈴鹿久美子さん
こんにちは!
今回紹介する方は、
【目次】
勝つには法則がある
大学の講義に外部講師として来られました。
熱心なお話は今も脳裏に焼き付いています!
政策秘書として6人の国会議員に仕え、様々なタイプの選挙実務を経験。15年間で、議員秘書業のノウハウと、選挙で勝つための「装い戦略®」の基盤を築く。
2012年の総選挙を前に、選挙で離職せざるを得ない秘書の受け皿をつくりたいと政策秘書を辞職。秘書と議員のマッチングを図る日本で唯一の議員秘書専門人材紹介会社「議員秘書ドットコム」を立ち上げ、テレビ、新聞等マスコミから注目を浴びる。
現在は、議員秘書の人財紹介に加え、議員秘書養成、国会議員のコンサルティング、立候補者を戦略的に当選に導く「立候補者スキルアップ講座」を開講。服装から演説まで、圧倒的な印象形成で有権者を魅了する「装い戦略®」を用い、関わった候補者を政党問わず全員当選に導く。
通称「勝たせ屋」。株式会社InStyle代表取締役。
これまでに多くの議員をサポートし選挙に勝たせてきた鈴鹿さん。
勝つには法則、データがある。
感覚で取り組んでいては勝ち続けることができないといいいます。
どうすれば勝ち続けることができるのか、
実践できる具体例を交えて教えていただきました。
これは心強いです!
3種類の笑顔でイメージを変える
選挙の際、笑顔は3種類に分類される。
候補者がどのようにアピールしたいかによって笑顔を使い分けているといいます。
どのようにして笑顔を分類していると思いますか?
答えは「歯の見せる本数」です。
- 0本 リーダーシップ
- 4本 信頼
- 8本 親しみやすさ
たとえば政治家の場合、総理や党首のポスターを見ると大きな口は決して開けていないとのこと。
リーダーたるものが腹の奥まで見せてはいけないというメッセージが込められています。
実際に確認して見ると、、確かに開いていません!
一方、新人の候補者は有権者との距離感を縮めるために歯を見せた笑顔の写真になっています。
立場によって魅せ方を変えているとは、、目から鱗が落ちました。
とは言っても、笑顔を作るのは難しいですよね。。
でも、ご安心を。簡単にできる笑顔のトレーニングを伝授しました!
それは、箸を横向きにくわえて「イーッ!」と鏡の前で練習することです。
時間は20秒ほど。たったこれだけです!
鈴鹿さん自身も笑顔が苦手でしたが、このトレーニングで改善できたとのこと。
腕立て伏せや腹筋のような筋トレと一緒で、やればやったぶんだけ身につくといいます。
毎日、口角を上げる習慣を身につけてはいかがでしょうか?
信頼を勝ち取るために必要な2つのこと
選挙において大切なことは信頼を得ること。
そのためには2つのことが不可欠と言います。
1つは誰の前でも態度を変えないこと。
一流と言われる人は、誰が相手であっても敬意を表し礼を尽くすと言います。
確かに、態度がコロコロ変わるような人に一票を投じようとは思いません。
もう1つは清潔感を保つこと。
テレビを見ると、無造作な髪型をした芸能人を見かけたことがあるのではないでしょうか。
そういった方々の髪型は計算されたものであり、きちんと清潔感を保っているとのこと。
上記2つができていれば、
もし人生で失敗しても失敗し続けないと教えていただきました。
信頼があれば、大変なときに 周りが支えてくれます。
日々の生活の中で、信用の貯金を貯めていきましょう。
日本の教育に欠けていること
講義の最後に日本の教育に欠けていることを教わりました。
一体なんだと思いますか?
それは、お金の教育です。
お金持ちはなんとなく過ごしていては、なれない。
ただ仕事をして貯金していればいい訳ではない。
いつインフレになるかデフレになるか。銀行が破綻する可能性もある。
だからこそ、お金の教育が必要であると語ります。
小中高と国語や英語、数学といった教養は学んできましたが、身近な「お金」に関しては学ぶ機会はありませんでした。
お金の使い方は、家族や友人の影響が大きいのではないでしょうか?
そのため十分な知識が備わっていない可能性があります。
知見を広めるためにも、日々勉強ですね。
初の著書を出版
2017/3/13に鈴鹿さんは、初の著書を出版しました。
タイトルは『会う人すべてがあなたのファンになる 一流の魅せ方』です。
発売たった一週間で重版が決まった人気ぶり!
この本では、一流の政治家と仕事をしてきた鈴鹿さんが見出した、
「一流の魅せ方」のメソッドが詰まっています。
ビジネス、プレゼン、就活、恋愛などなど。。。
対人関係において活用できる機会が、たくさんあります!
この本を通して選ばれる自分づくりをしていきましょう!
講義を終えて
自分たちは毎日、何かを選んでいると同時に、
いろいろな場面で様々な人や会社から選ばれている自覚を持とう。
この言葉がとても印象に残っています。
選ばれる可能性が高まれば、そのぶんチャンスが広がると思います。
自分を改めて見つめ直すいい機会を与えてくださいました。
鈴鹿さんありがとうございました!
本日も読んでくださりありがとうございました。
NYで活躍するコメディアン! Rio Koike さん
こんにちは!
今回紹介する方は、
プロスタンダップコメディアンのRio Koikeさんです!
Rioさんの辿ってきた歴史
以前ゼミの外部講師として登壇したRioさん。ためになる深い話をしてくださったので紹介します!
その前に彼のプロフィールを紹介したいと思います。
プロスタンダップコメディアン。
NYのコメディクラブを中心に活動。
キャリア20年。
大学時代は社交ダンス全日本準優勝。世界一を目指し単身渡米するも高校の英語は成績2。アメリカ人パートナーとはコミュニケーション出来ず、無言の猛練習の末、LAダンス選手権準優勝。ダンス引退後はマジシャンに転向し、ハリウッドマジックキャッスルプロテスト合格。その後、30歳を機に、ニューヨークにて、スタンダップコメディの世界へ進む。その際も英語レベルは2のまま。下手な英語でも相手の心を掴める英語習得法などは全て独学。2003年米NBC出演。2005年NYコメディコンテスト優勝。日本では社会保険労務士の資格を取得。メディア露出は、アメリカNBC局、アメリカ版のM-1グランプリである「Last Comic Standing」準決勝進出、アメリカ ComedyCentral局「American English 」など。連載コラムは、CNN EnglishExpress、シネマ旬報社「コメ旬」。新しい国際化目指し、コミュニケーション問題の悩み、外国人との対応の新展開、英語での笑い、笑いプレゼン、生涯教育などのテーマで、執筆、取材、講演を受けている。
ダンサー、マジシャン、社会保険労務士、そしてコメディアンと多彩な一面を持つ方です!
以前紹介した、佐藤智子さんがRioさんをインタビューした記事があります。
「今、改めて読み返したい厳選記事」として、2012年から始まったYahooニュース個人のすべての記事の中から(年間1万本以上投稿がある中)、厳選記事7本に選ばれています。
一読の価値があると思うのでぜひご覧ください!
ピース綾部さんの選択は100%正しい~NYコメディで成功した日本人が語る1/5(佐藤智子) - 個人 - Yahoo!ニュース
一番期待するべき人は○○
コメディアンとして単身渡米したRioさん。ショーに出るためにはオーディションを受けなくてはなりません。
その度に「笑ってくれるかなー」、「どう評価してくれるかなー」、「受かるかなー」という気持ちが。要するに他人に期待をしていました。
この他人に期待することに対してモヤモヤと悩みを抱えていました。
Japanese comedian RIO KOIKE ニューヨークの日本人コメディアン RIO KOIKE
日本人ということを生かしたコメディ!必見です!
そんなある日、Rioさんは82歳でダンスを始めたパワフルな一流の画家に会いました。
期待することに関する悩みを打ち明けると、
「期待は裏切られるもの。なぜなら相手の都合があるから。
例えば、こういった芸をするコメディアンをショーに出したいというのは相手の価値観だから変えることはできない。仮に相手の価値観に合わせると疲れてしまう。
だったら誰にも期待しないってなると、痛みはないが受かったときの嬉しさが半減してしまう。
ではどうすればいいか。
大切なのは自分に期待をすることだ。」
というアドバイスをいただいたそうです。
オーディションに受かる受からないは向こうが決めること。
そこに期待するのではなく、自分がオーディション会場に向かうことに期待する。
その考えで取り組んでいるといいます。
やるだけのことを全てぶつける自分に向けた期待は希望になる。
希望になれば叶うという考えを、アドバイスをいただいてから持ち続けているとのこと。
期待と希望、似て非なるものであると学びました。
今までを振り返ってみると他人に期待をすることはありました。
しかし「自分」という存在にあまり期待をしていないことに気づかされました。
自分らしさを持ちニューヨークで輝くには?
講義中に学生から「さまざまな価値観が混在するニューヨーク。そんな場所で自分らしさを持って輝くにはどうすれば?」という質問がありました。
それに対してRioさんは以下のように答えました。
若者には輝いた未来が広がっている。しかし広がった未来がゆえに多くの人は未来に縛られている。
過去を省みて現在、未来と思考を巡らす人が多い。
所ジョージさんが司会を務める 『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』にて特集されました!こちらをクリック!
一つ例をあげます。
「よし、ピアノをやろう!」
↓
「でも考えてみたら、将来ピアノでは食べていけない…」という未来を考える
↓
「結局ピアノをやめる」
といった具合です。未来がブレーキをかけてしまい現在を進めていないですよね。
イメージできたでしょうか?
そういう時は「コメディアン的に考えること」がヒントを与えると語ります。
「将来、ビッグなコメディアンになりたい」
↓
「そのためには今日のショーを成功しなくては」
↓
「成功した!よし次のステージも頑張ろう」
↓
「また成功した!次も!」
現在の積み重ねで未来を引き寄せています。このようにその日にやるべきことをやらないと次の日は来ない。
現時点を生きていない人が多いと警告しました。
「過去を省みて、未来に目標を持った上で現在をしっかり生きる。」
これが奥義であると教えてくださいました。
先を見据えすぎたり後ろを見返しすぎたりしがちですが、生きているのは「今」この瞬間。未来に縛られていた自分にハッとしました。
講義を終えて
講義の最後に語った
「うまく逃げるのが生き方であり人生の本質なのではないか。もし大失敗しても最後は笑いで終わる」
という言葉に心を惹かれました。
逃げることはマイナスではない、という新たな発見ができました。
コメディアンと聞くと元からお笑いのセンスがある人というイメージがありました。
しかし、お話を聞くと地道にコツコツと積み上げて成功をしたのだと学びました。
彼の経験が現在の積み重ねの大切さを物語っています。
人生哲学を持った素晴らしい方でした。
Rioさんありがとうございました!
本日も読んでくださりありがとうございました。
人がついてくるリーダーの習慣とは 谷本有香さん×西村創一朗さん②
今回は、前回の続きである谷本有香さんと西村創一朗さんのお話を。早速、本題に入っていきましょう。
強烈な原体験がなくても成功するためのアドバイスとは
今までに多くのトップランナーに会って来た谷本さん。彼らは強烈な原体験を持っている人が多いと言います。
例えば、かの有名なウォルト・ディズニー。彼は、幼い頃にとても貧しい思いをしました。その経験が大きなエネルギーになって大成功しました。
しかし、誰もが経験する訳ではないですよね。「私なんては普通の生活を送ってきたから、、」と思うかもしれません。
そんな時は「誰かの夢に乗っかる」ことが一つの手であるいいます。自分の中に熱い気持ちが足りないのであれば、熱い気持ちを持っている人に付いて行ってしまおう、という考えです。
夢は自分が抱くものと思いがちでしたが、誰かの夢に乗っかるのもありであると気づかされました。自分の内側にやりたいものがあればそれをやる。ないなら外側から見つけたものに乗っかる。
まず行動するに尽きると改めて考えさせられました。
活き活きとした仕事をするための3つのポイントとは?
大人に仕事に関しての質問をすると、「仕事は楽しいもの」と語る人もいれば、「仕事はつまらないもの」と語る人もいました。活き活きと仕事をしている西村さんに聞いてみると3つのポイントがあると教えてもらいました。
- その仕事がやりたいこと、好きなことであるか
- その仕事が自分にとってできること、得意なことか
- その仕事が多くの人に求められていること、喜ばれることか
これら3つのポイントが重なる仕事がその人にとってエネルギーを注げる。その結果、活き活きと仕事ができると語りました。
仕事選びの際に参考にしてみてはいかがでしょうか。
好きなことを仕事にできている人、できない人の違いとは
これからの時代、科学の進歩もあり平均寿命は伸びていくでしょう。そのため、人生の大半を仕事が占めると予測できます。大半を占めるなら好きなことをしたいと思う人は多いと思います。
しかし、実際には全ての人が好きなことをしてご飯を食べていけてない現実があります。西村さん曰く、多くの人は「自己完結型」が多いと言います。
例えば、車が好き、食べることが好き、音楽が好きなど。これらは誰にも価値を提供してないですよね。これが食べていけない原因であるというのです。
仕事とは誰かに何か価値を提供すること。だから大切なことは、「好きを極めて、誰に何を提供できるまで結びつけて考えられるか」といいます。
「食べることが好き」という例で考えてみましょう。
好きを極めて「食」においてのスペシャリストになる
↓
「食」に関する詳しいナレッジやノウハウをブログなどでシェアする
↓
お金を払ってでも得たい情報になる
↓
人が集まる
↓
価値の発生
といった具合です。
自分の中だけで満足せずに相手に価値を届ける。仕事をする上での戒めとして心に留めていきたいものです。
今回のイベントで紹介した本がこちら。
『何もしなくても人がついてくるリーダーの習慣』です!
世界で活躍する人の考え方や習慣を学ぶことができる一冊。多くのトップリーダーに会ってきた谷本さんだからこそ書ける一冊になっています。ぜひ、チェックしてみてください!
今回、初めて朝活に参加しました。参加者みなさんの意識が高く、刺激を受けました。朝から頭がフル回転。早起きした甲斐がありました。興味を持ったものがあればとてもオススメです!
学びの多い濃密な時間でした。谷本さん、西村さんありがとうございました。
本日も読んでくださりありがとうございました。
人がついてくるリーダーの習慣とは 谷本有香さん×西村創一朗さん①
本日紹介するのは、谷本有香さんと西村創一朗さんです!
著者と語る朝読書会「朝渋」!
場所は東京の渋谷。朝7:30からの読書会「朝渋」に参加しました。40人以上の方が集まり、お話を聞きました。朝からすごい熱量。
今回は、そちらで学んだことを!
その前に今回紹介する方々のプロフィールを!
谷本有香さんとは?
Forbes Japan副編集長 兼 WEB編集長。
大学卒業後、証券会社、Bloomberg TVで金融経済アンカーを務めた後、2004年に米国でMBAを取得。
その後、日経CNBCキャスター、同社初の女性コメンテーターとして従事し、2011年以降はフリーのジャーナリストに。世界VIPへのインタビューを含めこれまでに、3000名を超える取材を行う。
出典:http://www.yukatanimoto.com/sp/profile/
西村創一朗さんとは?
株式会社HARES代表、副業研究家。首都大学東京法学系を卒業後、2011年に新卒で株式会社リクルートキャリアに入社し、法人営業(MVP複数回受賞)、新規事業企画、採用担当を歴任。
本業の傍ら「二兎を追って二兎を得れる世の中をつくる」をビジョンに掲げ、2015年に株式会社HARESを創業。2016年末にリクルートキャリアを退職し、独立。NPOファザーリングジャパン理事。
出典:https://now-or-never.jp/はじめまして-西村創一朗です-64c86bacc7f8#.lv6lg8e6u
経歴を見るだけでもたいへん活躍されている方々だと分かります。そんなお二人がまず話したのは「リーダー」についてです。
何もしなくても人がついてくるリーダーの習慣とは?
“リーダー”という言葉を聞くと、「みんなの先頭に立ってグイグイ引っ張る」、「威厳が溢れている」など、、すごいイメージをするのではないでしょうか?自分は完全にそういったイメージでした。
しかし実際は「普通の人」が多いと語ります。そして極めて「自然体」の人だそうです。
何も着飾らない、ありのままの姿で接することによって自分の「信用」の貯金を作ることができるというのです。
谷本さん自身、以前は厳しい質問をガンガンしてコメントを引き出す、ペルソナを作っていたそうです。そのため「女田原総一郎」と言われてたとか。しかし、どんなに頑張っても、なぜかうまくいきませんでした。
そんなとき、トップリーダーを見習い「自然体」でいることに変えました。すると、必死になっていた時よりも上手く循環し、結果いい反響につながったとのことです。
「リーダーはこうでなくては」といった理想のリーダー像を持ちがちだと思います。しかし、いったんその考えは脇に置いて自分の心に忠実に生きる。その結果、自分の力を最大限に発揮することにつながり、真のリーダーになれると谷本さんは言います。
「自然体」でいることはリーダになることだけでなく、対人関係を築く上でも大切になりそうです。着飾らない、ありのままの自分を大切にすることが必要不可欠なのです。
やる気が起きない、そんな時は◯◯◯◯を想像する
何だかやる気が起きない。そんな経験が皆さんもあると思います。そんなときは、世界のトップリーダーの考えを参考にしてみましょう。
世界で活躍する彼らの共通項として、「死ぬことをイメージしている」ことが挙げられるそうです。そして、大切なのが単にイメージするのではなく「鮮烈」に思い描くこと。
自分の葬式にはどういう人が来ているか。何人来ているか。弔辞では何を言ってくれているか。墓標には何が書かれているかなど。
そうした人生のリミットを意識することによって「あと残り幾つのプロジェクトができるか」を考えて行動しているというのです。この話を聞いてハッとしました。いつか終わりを迎える一度きりの人生を大切にしよう、と。
「明日、失われるかもしれない人生を生きていく中で、今日できることは何か?」
悩んでいるときは、彼らのように自問してみるといいかも知れません。
このほか学んだことは次回に持ち越しです。
本日も読んでくださりありがとうございました。