出逢いの教室

学びをきっかけに「新たな視点」を届けたいブログ

人の可能性は無限大! 杉岡侑也さん①

こんにちは!

今回紹介する方は、
株式会社Terrace代表取締役社長である杉岡侑也さんです!

 

【目次】

 

プロフィール

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株式会社BEYOND CAFE
代表取締役 杉岡侑也

夢:『人の可能性は無限大だ』を証明する。
理念:若者が仕事を通じて『夢中になれる場所』を創る
事業:人材コンサルティング、広報PRブランディング支援
約束すること:自分が世界で一番幸せな自分でいる

引用:杉岡 侑也 プロフィール - Wantedly

 

大学の講義に外部講師として来てくださった杉岡さんのお話を紹介します。

BEYOND CAFEという学生を支援する会員制カフェを渋谷で運営しています。

大学生限定で電源、Wi-Fi、ドリンクを無料で利用が可能。

さらに貴重な就職、キャリア、交流イベントにも参加できます。

学生はぜひ足を運んでみて下さい!

以前、イベントに参加して書いたブログがこちら。

unic0.hatenablog.com

 大学受験失敗という大きな挫折から会社を起業するまで、様々な出会いがあったという杉岡さん。

ユーモアを交えながら関西弁で語られる波乱万丈のストーリー。

その面白さに学生は前のめりになって聴いてました。

 

「人の可能性は無限大」を証明する

僕個人の夢は「人の可能性は無限大であることを証明する」と言い続けています。それを体現する手段として会社を経営することを24歳の時に選びました。会社を経営して約2年が経った今日この頃といった感じです。

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株式会社というのはいわゆる法人と言われるものです。法人というのは法のもとにある人なんですね。要は法人というものは法のもとにある人格なんですね。何か成し遂げたいミッションとか夢みたいなのを叶えるために建てた人格なんです。「若者が働くを通して夢中になれるような場所を想像したい」。そういうメッセージを込めて会社を作りました。

 

目の前のことだけで生きていた

僕の20歳の頃の夢はパチプロでした。

まぁ冗談ですが。それくらい目の前のことだけで生きていました。僕は「人の可能性は無限大」と一日に20回くらい言っていますが、そこに至るまでにはだいぶ長いストーリーがあります。僕は18歳の頃に大学受験をしました。スポーツも楽しくやり、勉強も割とそこそこできました。

人生の中で、これは出来ない!とか、俺センスないわ!あかんわ!と思った経験があんまりなかったんですね。だから僕は友達とも言ってましたね。

国立の医学部以外は大学じゃないよな?」って(笑)。

自分はそういう薄っぺらーいやつでした。見事に大学受験を失敗して周りに言った手前、戻せず。大学受験にうまくいかなかった結果、高卒として社会に出る。それが僕の18歳の頃でした。

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引用:桃太郎電鉄 公式サイト

 2年間、パチンコとバイト、桃鉄。あとはウイイレスマブラ。この辺は誰にも負けないです。何せ2年間かけてやりましたから(笑)。

 

人生の転機

転機が19歳の冬にありました。母親は友達の多い方で「侑也くんってどこの大学に行ったんだっけ?」という話で「うっ」て言葉を詰まらせるんです。すると、それを見た僕は辛いわけですよ。

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 あんなに育ててくれたのに、20歳にもなって息子の自慢すらもさせてあげられへんのかと。これが自分の人生の中で一番人生が変わった瞬間なんじゃないかと思います。

 

営業という仕事との出会い 

結果が出れば少しずついろんな人に出会わせてくれて、いろんなチャンスに巡り合って少しずつ人生が変わっていく。「これはええやん!」って思いました。結果、2年間訪問販売の営業会社にいました。

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ただ2年もやると飽きるんですよね。指回らなくなるくらいピンポンしましたから(笑)。

 

期待してくれることへの喜び

ちょうどそのタイミングでお世話になっていた経営者の知り合いだった方が「うちの会社に来ない?」って声をかけてくれたんです。とても感動しましたね。あんなにも自分を期待してくれるということを、高校卒業してから一回も感じたことがなかったので。よくわからなかったけど二つ返事で「行きます!」と言いました。

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給料はいくらなのかを知らず、アメリカのどこにいくかを知らず、何をするのかも知らず。
とりあえず行ってみたら場所はニューヨークのアパレル関係の仕事でした。これだけ聞くとかっこいいですよね(笑)。詳細はまた聞いてください(笑)。

 

いざ、セブへ!

結果長い間アパレルの会社でお世話になったんですが、やっぱり飽きる。何かないかなという時に、飛び込んだのがフィリピンのセブ島でした。マジで鉛筆の2Bを超えるくらい肌が黒かったです(笑)。そこでは漁師の手伝いみたいなんもやってました。それが22歳位でしたね。

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 ここまで聞いてたらわかると思うんですけど、
僕はそんなに大したスキルがないんですよね。
高校卒業して訪問販売しかやってないですし…桃鉄はできますよ(笑)。
セブという平均所得の低い場所で、僕みたいにスキルもない、英語もできない、そんな人間が仕事をもらえるわけもなくドアノックをして2ヶ月。まぁ今思うと何考えてるんだろうという感じです。

 

自信を胸に帰国

その後日本に戻り、今までの経験から、なんでもやって見たら意外となんでもできる。と思い、東京のベンチャー企業に就職しました。

その時は23歳で、周りの同い年くらいの人間が就活が終わったタイミングだったので、
「えっ、ちょっと待ってよ。俺アメリカにも行ったし、セブでも生きていけたし、就活やったろかな」
と勘違いしてたんですね。

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でも僕は、過去を遡って職を探した経験がほぼなくて、分からなくて迷走し、

辿り着いた手段が履歴書改ざん(笑)。

高卒やし、失うものもないだろうと。
そして、高卒ということを明かさずに面接に行きました。開口一番に「すみません。僕、高卒なんですけど、絶対に契約取ります!」とスタートするという。そこの会社史上初だと思うのですが「おもろいやんけ枠」として、結局大卒扱いで入社。そこの会社なくして、今はないと思ってるくらい恩がある素敵な会社でした。

 

 

まだまだ続く杉岡さんのストーリー。

続きは第二弾にて!

 

本日も読んでくださりありがとうございます。

 

課題を見極め解決する 水野良樹さん 小杉幸一さん

こんにちは!

今回紹介する方は、

ミュージシャンである水野良樹さんと

アートディレクターである小杉幸一さんです!

【目次】

 

プロフィール

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 引用:https://school.qreators.jp/contents/6

水野良樹(みずのよしき)

SongWriter

1982年12月17日神奈川県出身。山下穂尊吉岡聖恵と1999年いきものがかりを結成。 2006年メジャーデビュー。デビューシングルの「SAKURA」をはじめとして作詞作曲を担当した代表曲に「ありがとう」「YELL」「じょいふる」「風が吹いている」など。デビュー10周年を機にグループは2017年1月放牧宣言を発表。国内外を問わず、様々なアーティストに楽曲提供をする他、ラジオ、テレビ出演、また雑誌、web連載など幅広い活動を行っている。現在、J-WAVESONAR MUSIC」(木曜日)にレギュラー出演中。

 

小杉幸一(こすぎこういち)
1980年神奈川県生まれ。
武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科を卒業後、博報堂に入社。現在、 アートディレクターとして、ブランディング、イベントのほか、空間、テクノロジーを使った従来の型にはまらない広告のアートディレクション、アパレルブランドとのコラボレーションなど幅広く活躍。主な仕事に、SUZUKI「ハスラー」、キリンビール一番搾り」、PARCO「パルコアラ?!」などがある。2015年、資生堂『50 selfies of Lady Gaga』での ADC 賞受賞を筆頭に、JAGDA 新人賞、カンヌライオンズゴールドなど国内外で多数受賞。

 

きっかけをつかめる学校である『QREATOR SCHOOL』にてお話を伺いました。

school.qreators.jp

 

仕事とは課題を解決することが大部分。

第一線で活躍しているクリエーターの課題の見極めと解決方法の考え方は学ぶことばかりでした。

 

キャラクターは手段であり目的ではない

アートディレクターとして様々な作品の制作が依頼される小杉さん。

どのように一つひとつの課題を解決しているのか。

PARCOの公式キャラクターである「パルコアラ?!」を例にお話をされました。

 

「ヌケヌケとしたアホっぽい表情から想像できないんですけど、何でもある親しみやすいパルコを伝えたかった。本当はキャラクターを作ってくれというオリエンではなかった。今の世の中、デザイナーの話を聞くとやたらキャラクターを作ってくれという発注が多い。でもキャラクターを作ることが目的になってはいけない。課題を解決するための一個の手段として作らなくてはいけないと思います。作ることが目的になるとだいたい失敗する。「パルコアラ?!」の場合は課題を設定して、親しみやすさ、人格を作る、発見する役割の最適な手段としてキャラクターというやり方を選択しました」 

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引用:パルコアラ - PARCO

目的と手段を混同しがちですが、小杉さんはその見極めができている。

そのため、クライアントの要望に沿った作品を提供し続けているのでしょう。

「いま行っていることの目的は何か」

原点に戻る大切さを学びました。

 

名曲「じょいふる」完成の背景

「ポッキー」のCMソングであった「じょいふる」。

一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。(2009年の曲ということに驚き。。)

そんな名曲の誕生秘話を水野さんから伺いました。

 

「CMソングというのは決まっていた。『ポッキー』というスタンダードなお菓子だけど、軽やかさがあってみんなに親しまれている。そのCMでは女優さんがダンスを踊るシリーズものの何作目かに抜擢されました。あんまり意味がないナンセンスなものが欲しい、ただ踊りだしたくなるようなものが欲しいと課題が投げられました。そこで、まずナンセンスを大事にしようと思いました。

広告ではないので、主体である『いきものがかり』がどう表現するかを重要視しました。これまではバラードだったり言葉に意味を求められるものが多くて『どういうストーリーですか?』『どういう思いで作ったのですか?』とよく言われました。ただ歌詞は意味性や文脈を持たなくてはいけないというわけではないと思ってて。例えばパピプペポという言葉と音のハマりが面白かったり楽しかったりする。そういうこともあると思ってたので、すごいハマりました」

 


いきものがかり Joyful 2015

歌詞を考える際、イメージをとても大事にしたと言います。

より具体的に、より鮮明にイメージを膨らませたのです。

 

「CMということでテレビでもちろん流れる。しかも若い女優さんだったのでそういう若い世代が聴くだろう。一緒に踊る人もいるだろう。もっと言えば、渋谷の街頭ビジョンにも流れる街並みもあるだろう。踊るってことはそれがブームになればいいなとか…出口がどこかと、どこまで遠くに届けるかというのは考えました。

何を考えたかというと、カラオケで若いOLさんや下の世代の女性がキャッキャと踊りながら歌って、おっちゃんの上司が『何だこの曲は?』と言ってる光景をすごい想像したんですよ(笑)。 あとは女子高生や男子高生が学校で運動会や文化祭の出し物に選ぶ曲になればいいとか。

歌がどの空間にあるかをめいっぱいイメージして書きました。ただ、具体的に『だからこういうメロディーになりました』とは語れなくて、そこは落とし込みです。出口はいつも考えて、それがある意味で一番皆さんの元に届いて思ってた通りになった成功例が『じょいふる』でした」

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鮮明なゴールを思い描いた水野さん。

お話を聞いてその光景が思わず脳裏に浮かびました。

いつ、どこで、だれが、なにを、なぜ、どのように…

課題を解決したら何が起きるか。

イメージすることによって湧き出るワクワクが逆境を乗り越える原動力になるのでは。

 

インプットの心がけ

職種は違えど、お二方に共通する点は「表現者」であること。

絶えずアウトプットをすることが仕事です。

そこで大事になるのがインプット。

インプットの際に心がけていることをお話ししました。

小杉さんは言います。

 

「何でもしてリミッターを外すことを意識してます。アートディレクターってこうだよね、映像を作ってはダメ、監督をやってはダメってことがリミッター。

そういうリミッターを外していろんなことを知ることが大事だと思います。クリエイターでテレビを見ないという人がいますが僕はテレビ大好きで。インターネットは自分の好きなことしか検索しないじゃないですか。情報は思いがけないところから来た方が衝撃があって。もしかしたら仕事になるかもしれないので、偶発的な情報を自分に取り入れるようにしてますね。そういった意味で僕にとってテレビは重要な媒体です。全部自分の言語にすると考えると色んなことを知っておく方がいいと思います。もし嫌いなら嫌いな理由が分かるので。色々見るとは言っても、例えるならバスケットボールのピポット状態で、常に軸足を決めてどこに向かうかを考えています」

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 水野さんは以下のように語ります。

 

「インプットはすごい悩んでいて。最近わかったのは蓄積って大事だよねということ。幅もすごい大事だけど、蓄積が武器になるのではと思います。

例を挙げると作詞家の阿久悠さんは27年間、日記を死ぬまでほぼ欠かさずに書き続けていたとのこと。テレビと新聞の気になった出来事を詳細に書く。恐ろしいなって思って。

何が言いたいかというと蓄積をなめないこと。どうしても好きなことや幅広くやればいいんだろうとなってしまいがちですが、必要なことは必要なことをして蓄積をしなきゃいけないんだなって強く感じますね。

こういう仕事をしてると『才能なんじゃないですか』、『インスピレーションなんじゃないですか』って言われるんですけど、だいたい8,9割の人は蓄積で戦っています。それで解決できる問題がほとんどなんです。もちろんそれで解決できない問題もあるけど、ほぼ解決できると思ってて。蓄積が足りなくて解決できていないのに才能のせいにしたり、運のせいにしたりしてる場合が僕を含めて多いなと思います」

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お二方のインプットに対する考え方は興味深いものでした。

小杉さんがテレビを「偶発的な情報を取り入れる媒体」と捉えていることに感心。

アウトプットを常に考えている方は、同じ風景を見ていてもその感じ方が異なると思いました。

オススメ本

いきものがたり

いきものがたり

 

いきものがかり」の10周年の歴史が詰まった一冊。

その時そのときの出会いがつながって活躍されていることを知ると感慨深い。 

メンバーそれぞれが自分以外のふたりに一番気を使い、一番尊重したいと言う。

愛があふれるグループだからこそ、多くの人に想いを届けることができるのではないか。

全447ページ、じっくり読みたい一冊です。

 

小杉幸一の仕事 (HAKUHODO ART DIRECTORS WORKS & STYLES)

小杉幸一の仕事 (HAKUHODO ART DIRECTORS WORKS & STYLES)

 

小杉さんの仕事に対する姿勢、考え方が詰まった一冊。

幼少期からの「相手を喜ばせたい」という気持ちが原点にあり今の仕事につながっているという。

実際に手掛けた作品がいくつも掲載されており、美しさに心が惹かれる。

「この作品、見たことある!」という再会ができるのでは。

読む本でもあり眺める本でもあるという印象を受けました。

 

お話を終えて

生きていく上で問題は必ず起こる。

そんな中でどのように解決をすればいいか。

自分に合ったパターンをお持ちである印象を受けました。

一線で活躍されているお二方が「問題解決できるのは才能ではなく日々の蓄積である」とおっしゃったことが一番心に残りました。

壁にぶつかった際は彼らの姿勢を真似て、課題の本質を見極め粘り強く解決していこう。

水野さん、小杉さんありがとうございました!

 

本日も読んでくださりありがとうございます。

 

 

人生の勝算を持とう! 前田祐二さん 箕輪厚介さん

こんにちは!

今回紹介する方は、

SHOWROOM代表取締役社長の前田祐二さんと

幻冬舎の編集者である箕輪厚介さんです!

 

【目次】

 

プロフィール

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前田裕二(まえだ・ゆうじ)
1987年東京生まれ。2010年に早稲田大学政治経済学部を卒業後、外資投資銀行に入社。2011年からニューヨークに移り、北米の機関投資家を対象とするエクイティセールス業務に従事。株式市場において数千億〜兆円規模の資金を運用するファンドに対してアドバイザリーを行う。その後、0→1の価値創出を志向して起業を検討。事業立ち上げについて、就職活動時に縁があったDeNAのファウンダー南場に相談したことをきっかけに、2013年5月にDeNAに入社。同年11月に仮想ライブ空間「SHOWROOM」を立ち上げる。2015年8月に当該事業をスピンオフ、SHOWROOM株式会社を設立。同月末にソニー・ミュージックエンタテインメントからの出資を受け、合弁会社化。現在は、SHOWROOM株式会社・代表取締役社長として、SHOWROOM事業を率いる。

 引用:Profile | Yuji Maeda Live!

 

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箕輪厚介(みのわ・こうすけ

2010年双葉社に入社、ファッション雑誌の広告営業として四年間、タイアップや商品開発、イベントなどを企画運営、『ネオヒルズジャパン』与沢翼 創刊。2014年から編集部に異動し『たった一人の熱狂』見城徹/『逆転の仕事論』堀江貴文/『空気を読んではいけない』青木真也 2015年7月に幻冬舎に入社。 東洋経済オンライン、アドタイでコラム。オンラインサロン運営、堀江貴文大学校で特任教授など。

引用:NewsPicks - 箕輪 厚介

 

今回、渋谷で開催している朝活型読書コミュニティ「朝渋」に参加して学んだことを共有します!

前田さんの初の著書『人生の勝算』は話題を呼んでいます。

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80席あったチケットはたちまち完売する人気っぷり。

平日の朝から熱量はとても高く刺激的でした。

 

コミュニティの真髄はスナックに

コミュニティの本質はスナックにあると考える前田さん。

地方の出張に行くと、必ず現地のスナックを訪れるといいます。

一体どういうことでしょうか。

新潟の雑居ビルにあるスナックを例に話しました。

 

「そこのママが手品でスプーン曲げをするんですけど、スプーンが折れちゃうんですよね。折れちゃうんだけど、ごめんって言ってまたやりだして。これが最高だなって思って」

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下手な手品は、失敗をなるべく隠しながら良いところを見出す雰囲気にお客さんたちを引き込む。

その結果、お客さんたちの間に一体感が生まれたことに感動したといいます。

この完璧ではない、どこか頼りない未完成な余白をビジネスで大切にするというのです。

 

「スナックに行って、異質な空間で面白いなって帰るじゃないですか。でも、だいたいみんな面白いなで止まってしまいます」

 

そこから前田さんはスナックで起きた現象を抽象化しメモに残しているそうです。

何で面白いのかを言語化する習慣、見習います。

 

その壁は本物か?

ベストセラーを出し続ける箕輪さん。

初めはコネもつながりも何もなかったとのこと。

どのようにして著名な人と出会ったのでしょうか。

 

「僕はまっさらで本当になかった。最初は出版社の広告部で、担当してたギャル雑誌が本当に売れてなくて。金持ち社長を探すことになって、与沢翼を見つけて『この人だ!』と思い雑誌作りましょうってすぐに会いに行きました。だから気になったらバッと行く。編集部に移って一番最初は見城さん、次がホリエモンに当たりました。

いま、新人が『当たる人がいない』というのは信じられない。それって勝手に『ここは当たれないよね』って思ってるだけ。別に見城さんだって普通に生活してるわけだし、ホリエモンだっていく方法はあるのに、あそこはまだ早いと勝手に壁を作ってるだけじゃないかな。

変なところに積み上げたら時間かかりまくるし、一番ダメだと思うのは自分自身で自分をそのレベルだって洗脳すること。そこからその殻は永遠に破れなくなるから。最初から身の丈に合ってないところに好きなら行った方がいいって新人に入ってるのにやっぱり行かないですね」

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この言葉を聞いて、三田紀房さんの漫画『インベスターZ』に堀江貴文さんが登場した際の言葉を思い出しました。

成功って実はものすごく簡単……やればいいだけのこと

美人の隣に座れるのは……美人に告白した男だけだ……

引用:『インベスターZ(8)

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やるかやらないか。

極めてシンプルなことですが、この一歩踏み出すか否かが大きな違いに後々なると学びました。

 

制約には2つある

「成長するためには制約が必要」という前田さん。

ただし、制約にも2つの種類があるといいます。

 

「制約には、前向きな制約と後ろ向きな制約があって。例えば会社で働いてるし給料もらわなきゃなというのは後ろ向きな制約。自分でホリエモンサロンに1万円払ってるから何か吸収しなきゃなというのが前向きな制約前向きな制約を自分にどんどん制約を課していくとどんどん成長する」 

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英語を上達させたいが留学に行くことができない事情があった。

そんな時に前田さんは自分に前向きな制約をかけたというのです。

 

「学生時代にNOVAに通ってました。それを聞いたら普通に通ってたと思うけど、自分は教える側になった。それも英語ができないのに。教える側に回ったから、とにかく英検一級、TOEIC990点くらいをとらなくてはマズイと思って。講師になる前の英語力は全然だったんですけど、講師になってから満点をとりました。

前提の制約としてお金がないから留学できないことがあった。そう思っていたら、『駅前留学』という文字が目に留まりました。それも自分の中で『お金がないけどどうしたらいいんだろうか』と制約を乗り越えるために知恵を絞ったというのが大前提。NOVAの講師という人に教えなきゃいけない状況を作り出して勉強しました。なるべくならワクワクしてやれる制約がいい

 

 あえて自分を前向きに動かざるを得ない環境に置くということ。

そんな環境に身を置き続けようと思いました。

 

他者への想像力

仕事では、相手の目線に立つことが不可欠。

前田さん、箕輪さんともに他者の目線に立つことに優れていました。

どのようにして身につけたのでしょうか。

 箕輪さんの場合、

 

「中一の頃から大学を卒業するまで分析をしてました。先生や友達をひたすら『こういうやつだよな』と批評するすごく嫌なやつでした(笑) 。例えば普段明るいように見せてるけど本当は友達いないよね、みたいな。

当時はふざけて話題でやってたんですけど、今に効いてるなと思います。『仕事のために他者への想像力を持とう』というのはあんまり違うよなって。根っからの性格や必要に迫られないとなかなか習慣化しないですよね」

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前田さんは以下のように語ります。

 

他者への想像力が強い人になるためには2つあると思ってて。1つは他者への想像力を正規化するためのハードスキル。この人は何に喜んで、悲しんで、ということを分析する力が大前提にあること。

もう一つはドライバー。僕の場合は朝起きて『他者への想像力』って10回くらい呟かないと持てない(笑)  。僕らは何も考えずに発言する時っていうのは基本的に自分の論理で発してしまう。他者への論理で動かすためにはなんらかの原動力が必要。それが人によっては愛情だったり、箕輪さんのようにからかってやろうってことだったり。原動力が強くないと高いモチベーション持ちを続けることはできないと思います」

 

 相手の気持ちになって考えよう。

言葉に出すのは簡単ですが、実践することはなかなか難しい。

生活レベルまで落とし込み、日々の積み重ねによって身につのでしょう。

 

就活はゲームだ

多くの学生が頭を悩ますであろう就活。

前田さんは就活をゲームと捉えたそうです。

大学卒業後は外資系銀行を志望しており、徹底的な準備を進めました。

 

「50万人くらい就活生がいるとしたら、それこそ外資系銀行って1万人受けて1人受かるところ。その確率論でいったら相当な能力値が求められてるわけだから、やり切らないとダメだと思った。少なくとも50万中の上位1パーセントには入れるくらい面接は得意でないとダメだと思いました。

そのためには、やっぱり練習量だと思って。サッカーとかと一緒で、みんなはそこを練習してる人があまりいないから、本当に負けたことがない」   

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大切なことは、まず自分を知ること。

自分はどんな性格で、何を成し遂げたくて、どういった仕事に就きたいか…

就活を迎えるにあたって「自己分析」を繰り返したといいます。

 

「なぜ面接が得意かというと、面接官がその人自身を理解している度合いよりも、僕が僕自身を理解してることの方が絶対深いと思ってた。僕が内省してる時間の方が長いから自信を持って臨めました。面接官からすると『何でこんなに自信があるんだ』と思われたでしょうね(笑)。

一番ページ数の多い自己分析法の本を買って何周もしました。自己分析のノートは30、40冊くらい書きました。自分のことについて聞かれたら、だいたい何でも3つ答えられる状態になりましたね。本当に思うんですけど、社会人になってから立ち止まって考える時間がなくなる。だから大学生の34年の時に1年くらいしっかり時間をとって考えられたのはすごい大事だったと思います」

 

また、参加者の学生からの「他己分析をしましたか?」という質問に以下のように答えました。

 

「他己分析はやったことはないですけど、面接ごっこみたいのをずっとやってフィードバックをもらいました。面接をこなした回数はこの会場の中で一番多い自信があります。数えきれないですけど1000回とかはやりました。グループディスカッションも1000回ぐらいやったのでそりゃ得意ですよね。そもそも数が違うから(笑)。

渋谷のジョナサンで毎日朝までコンサルの人とか呼んで、ずっとグループディスカッションをしました。全部の役割ができるようになって、『今日はタイムキーパーで勝とう』とかって思ってました。

ちなみにタイムキーパーが一番勝率高いんですよ。時間を掌握してるので残り3分だからこういうことを議論しようって自然に言える。リーダーが言うと気張ってるなと思われるけどスッと入っていけて。これは多分300回目くらいで気づきました(笑)。」

 

 圧倒的な数に驚きました。

自分の求めるゴールに対して逆算して、必要なことを極める。

来年、就活を迎えるためとても参考になりました。

就活に対する考え方が大きく変わりました。

 

オススメ本紹介 

人生の勝算 (NewsPicks Book)

人生の勝算 (NewsPicks Book)

 

 前田さんがライブ配信サービスSHOWROOMを立ち上げるまでの奮闘ストーリーが綴られてます。

彼の頭の中にあるビジネスのヒント、感じ方・考え方・行動の仕方がこの一冊に。

なんと本書は鬼スケジュールで作成したため、わずか4日ほどで完成したとか…

編集者の箕輪さん曰く、「スムーズに完成した本より、一つとんでもない壁を乗り越えて完成させた本は著者の魂が滲む」とのこと。

実際に読むと熱量が伝わってきました。

そんな魂のこもった一冊をぜひ!

 

お話を終えて

講演会終了後、前田さんに

「来年就活を迎える学生です。どんな人を採用したいですか?」

と質問したところ、

「熱意とストーリー性のある人」

と答えてくれました。

ストーリーのある人とは「つい他の人に話したくなる人」といいます。

前田さん、箕輪さんともにストーリーが溢れる方でした。

彼らのように「自分の本当にやりたいことは何か」を問いかけ、自己と向き合う。

あとは行動あるのみ。

前田さん、箕輪さんありがとうございました!

 

本日も読んでくださりありがとうございました。

心を動かすプレゼンテーションをしよう! 下地寛也さん

こんにちは!

今回紹介する方は、

コクヨ株式会社ワークスタイルコンサルタントである下地寛也さんです!

 

【目次】

 

プロフィール

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下地寛也(しもじ・かんや)

コクヨ株式会社ワークスタイルコンサルタント。「コクヨの研修」スキルパークシニアトレーナー。千葉大学工学部工業意匠学科卒業。1992年、コクヨ株式会社に入社。2003年より、法人顧客に対する企業変革コンサルティング、人材育成・教育研修を担当。ワークスタイル研究所の所長を経て、現在は経営企画室にコクヨグループのチェンジマネジメントにも取り組んでいる

外部講師として登壇していただいた内容を共有します!

今回、プレゼンテーションの極意を教えていただきました。

今でこそ人前で話すことは得意ですが、過去は苦手だったと語る下地さん。

つまり、今あるプレゼンのスキルは後天的に身につけたというのです!

下地さんの語るスキル、どんどん盗みましょう!

 

なぜわかりにくい話になるのか

会話をしていて「なんか相手に伝わっていないな」

あるいは、「相手の話の内容が頭に入ってこないな」

そんな経験をしたことはないでしょうか。

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その理由は4つあるといいます。

  1. そもそも何の論点について話をしているのかわからない
  2. 結局何がいいたいか結論がわからない
  3. なぜそう言えるのか理由がわからない
  4. どうして欲しいのか行動がわからない

わからない人の話はこれらのうちのいずれかが抜けているといいます。

 

「わからない人の話はこの4つのれかがわからない。ということは、この順番で言えばいい。論理的、ロジカルというと難しく考えがちですが何の話をしていて、何を言いたくて、なぜそう言えて、結局どうするの。この順番で言うだけで、話し方は劇的に変わります。これは死ぬまで変わりません」

 

具体的にはどういうことでしょうか。

 

論理的な話し方の筋道 

一般的な人の話し方は以下の通りです。

状況(◯◯があった)

→納品した収納庫が不良品のようです

状況(◯◯があった)

→お客様から電話があり怒っています

状況(◯◯があった)

→納品した運転手は問題なかったと言っています

質問(どうする?)

→どうしたらいいでしょうか?

 

一つひとつ言ってることは正しいかもしれません。

しかし何が言いたいのか、よくわかりません。

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それに対して論理的な話し方は以下の通りです。

論点(◯◯は◯◯か?)

→収納庫の不良品対応をどうするか?

結論(◯◯は◯◯だ)

→新しい収納庫をすぐ手配するべきです

理由①−③(◯◯は◯◯だから)

→収納庫は修理に時間がかかる

→お客様の信頼関係が最優先

→コスト的にも他の方法と変わらない

行動(◯◯してほしい)

→手配を承認してください

 

話がまとまっておりスッと頭の中に入ってきますね。

話す際にこれらを意識してみてはいかがでしょうか。

 

納得感を持たせる理由とは

論理的な話し方の特徴の一つである”理由”

単に3つ理由を並べればいいというわけではありません。

 

例えば将来ミュージシャンになりたいという夢を親に許して欲しいという場合。

  1. 毎日の長時間の練習が楽しい
  2. 熱意・情熱は誰にも負けない
  3. 音楽なしの人生は考えられない

→何とか許して欲しい!

 

音楽が好きという自分の気持ちは十分伝えたと思います。

しかし一方的な自分の意見のみで、親の立場からの聞きたい言葉が含まれてない気が。。

果たして、親は納得してもらえるでしょうか。。

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ここで親の立場から見て理由を工夫すると、、

  1. 一回の人生、好きな音楽で勝負したい
  2. 生活費は全て自分で稼げる
  3. 勝負は30歳まで、ダメなら働くつもり

→何とか許して欲しい!

 

こちらの方が納得感を得られるような気がしませんか。

前者の理由は「音楽」についての理由のみ。

対して後者は「音楽」「金銭」「時間」と異なった視点からの理由で構成されています。

親の心が動きそうな気がします…

 

「理由を複数言えばいいわけではないのです。相手が何を聞きたいかを予測して、抜けもれなく押さえられているかが大切です」

  

様々な交渉をする場面で活用できそうです。

反論の備えをする大切さを学びました。

 

プレゼンテーションの目的

「プレゼンテーションの目的とは」と聞かれてとっさに答えることができるでしょうか。

一度、考えてみましょう。

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目的について下地さんは以下のように語ります。

 

❌ 言いたかったことを言うこと

🔺 相手に理解してもらうこと

⭕️ 相手の心を動かすこと

  

下地さんはプレゼンで用意した資料を使うのは、全てではなく8割ほどといいます。

準備したものを全部言うことが目的ではないため、相手の反応を見ながら変えているそうです。

また、目的が「相手に理解してもらうこと」止まりだとそれは「プレゼン」ではなく「説明」であるといいます。

共感してもらえることで初めてプレゼンが成り立つのです。

プレゼンについてあらためて考えさせられました。

 

これでプレゼン上達間違いなし

 下地さんのように人前でバシッとかっこよくプレゼンしたい!

ここまで読んでそう思った方もいるのではないでしょうか。

誰でもできるプレゼン上達方法を教えていただきました。

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それは、ビデオで自分の姿を撮影して6回見直すということです。

6回見直すと、改善すべき点が見えてくるといいます。

長いプレゼンの場合でも最初の3分だけ撮影すれば十分であるとのこと。

そこが聴き手を魅きつける勝負の時間だそうです。

 

「自分で見るのは恥ずかしいと思います。でも考えを変えると、自分で見て恥ずかしいものを人様にさらしているということです。それを乗り越えましょう。鏡で見るのと一緒と考えましょう。表情とか服装について毎日鏡を見るでしょう。話し方に関する鏡を見ずに街を歩いて話している状態を早めに解消したらいいんです。これは自転車と一緒で、一度話せるようになったら一生下手にはならないです。」

 

早速やってみると、まぁ恥ずかしい…

自分の声のイケてなさ、無意識に出る口癖に気づき「普段こんな風に見られているのか」と思いました。

発見が多くとても勉強になりました。

これは、実践する価値大です!

 

オススメ本

コクヨの5ステップかんたんロジカルシンキング

コクヨの5ステップかんたんロジカルシンキング

 
コクヨ式 1分間で伝わる話し方 (中経の文庫)

コクヨ式 1分間で伝わる話し方 (中経の文庫)

 

 今回教えていただいたロジカルシンキングやプレゼンテーションについて綴られています。

講義では教わらなかったポイントも盛りだくさん。 

どちらもとても読みやすく頭にスッと入ってきます。

読んだ後は身につくまで実践あるのみ!

 

たった1分ですっきりまとまる コクヨのシンプルノート術

たった1分ですっきりまとまる コクヨのシンプルノート術

 

下地さんが勤めるコクヨ株式会社が出版した一冊。

企画・編集に下地さんが携わっています。

真似したくなるようなコクヨの社員さんのノートがそのまま掲載されています。

これを機にノートを使うことが楽しくなるのでは!

 

本書では提案書や企画書などの例を挙げながら、「一発OKが出る資料」を作るポイントを紹介してます。

具体例が多いため、自分に置き換えて考えやすいと思います。

「仕事の能力は、まさにその人がつくった資料にそのまま反映される」と語ります。

社会人の方、これから社会に出る学生にオススメの一冊です。

 

講義を終えて

「伝わらないのは伝え手の責任」

下地さんからサインの際にいただいた言葉です。

言葉を見てハッとしました。

それまでは「何でわかってもらえないのだろうか」と思っている自分がいました。

しかし、それ以来「どうすれば、もっと伝わるようになるのか」と考えるクセがつきました。

伝え方の大切さを実感することができました。

下地さん、ありがとうございました! 

 

本日も読んでくださりありがとうございます。

学べば学ぶほど人生は楽しくなる! 出口治明さん

こんにちは!

 

今回紹介する方は、

ライフネット生命保険株式会社の創業者である出口治明さんです!

 

【目次】

 

プロフィール

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創業者
出口 治明(でぐち はるあき)

1948年三重県生まれ。京都大学を卒業後、1972年に日本生命保険相互会社に入社。企画部や財務企画部にて経営企画を担当するとともに、生命保険協会の初代財務企画専門委員長として、金融制度改革・保険業法の改正に従事。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て、同社を退職。2006年に生命保険準備会社を設立し、代表取締役社長に就任。2008年の生命保険業免許取得に伴い、ライフネット生命保険株式会社を開業。2013年に代表取締役会長就任。2017年6月から創業者として、ライフネット生命の広報活動・若手育成に従事。

主な著書に、「生命保険入門 新版」(岩波書店)、「直球勝負の会社」(ダイヤモンド社)、「生命保険とのつき合い方」(岩波新書)、「『働き方』の教科書」(新潮社)、「人生を面白くする 本物の教養」(幻冬舎新書)、「働く君に伝えたい「お金」の教養」(ポプラ社)、「世界史の10人」(文藝春秋)、「「全世界史」講義Ⅰ・Ⅱ」(新潮社)など。
 

 

外部講師として登壇していただいた内容を共有します!

今回、出口さんに学ぶ楽しさについて語っていただきました。

読み終えたときには、きっと学びたい意欲が湧いてくるでしょう!

ライフネット生命とは

ライフネット生命は、「若い世代の保険料を半分にして、安心して子どもを産み育てることができる社会を作りたい」という出口さんの思いで立ちあがりました。

インターネットを主な販売チャンネルとする戦後初、日本国内では74年ぶりに設立された独立系生命保険会社です。

60歳を過ぎてから会社を立ち上げたことから「還暦ベンチャー」と呼ばれていたとのこと。

出口さんの行動力に脱帽です。

www.lifenet-seimei.co.jp

なぜ学ぶのか

学べば学ぶほど人生は楽しくなると出口さんは言います。

なぜでしょうか。

それは選択肢が増えるからだと言います。

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 スキーを例に出して説明してくださいました。

 

「スキーには楽しみ方が2つあります。1つはガンガン滑ること。もう1つは滑る人をぼーっと見ること。スキーを学べば選択肢が2つあります。

例えば、『今日は元気だからガンガン滑ろう』。『昨日ガンガン滑ったから、今日はぼーっと見てよう』、と。もし学ばなかったら選択肢は1つしかありません。なんでもいいから学べば選択肢が1つ増えるから人生楽しいでしょ」

 

確かに選択肢が多い方が人生楽しいですね。

学んで人生をワクワクさせる引き出しを広げていきたいと思いました。

 学ぶための3つの方法 

学ぶことの大切さは分かった。

では実際に何をすればいいのか迷う方もいるかもしれません。

出口さん曰く、学ぶには「人・本・旅」しかないといいます。

大学時代にするべきことはたくさん人に会う、たくさん本を読む、たくさん経験をすること。

それでは1つずつ見ていきましょう。

1.人

まず1つ目は人に会うことです。 

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「人から学ぶということは、どうやったらいい先生に出会えるかということ。実際、分からないということが答え。ここへ行ったらいい人に会えるかはわからない。だから人から勉強しようとしたら、まずはイエスしかない」

 

最初から偏見や固定概念を持って人と会うのを避けてしまったら、もったいないですね。

まずは「イエス」の考え、とても参考になりました。

学生であれば面白そうな先生を見つけたら、まず講義をのぞいてみる。

もしつまらないと感じたら帰る。

ダメ元でなければ人には会えない、とアドバイスをいただきました。

 

ネットの普及により、様々なイベントをすぐに調べられます。

SNSで本人に直接連絡をとることもできます。

この恵まれた環境、生かすしかないですね。

 

いろんな人と会って様々な価値観を知る大切さを学びました。

2.本

2つ目は本を読むことです。

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「人に比べたら本は苦労せずにいいものに出会える。古典は絶対いい。なぜなら何百年も生き残ってきて世界中の人が名作があると認めたものだから。例えばアダムスミス。当時の数字やファクトをベースにどういうふうに考えて市場経済というアイデアを生み出したか、思考のプロセス、考え方を丁寧に読んで追体験する。何冊も読まなくてもいい。しんどくても丁寧にいい本を読み込んだら考える力が鍛えられる。」

 

古典と聞くと敬遠しがちですが、もっと挑戦してみようと思いました。

そうは言っても、新しい本も読みたい!

そんなときは、新聞の書評欄を見ることがオススメだといいます。

大学の有名な先生が本気で選んだ一冊が載っているとのことです。

ベストセラーは、あてにならず、10年経てば書店に置いていないとか。。

3.旅

3つ目は旅です。

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ここでいう旅とは、旅行だけでなく体験をすることも意味します。

「百聞は一見に如かず」ということがありますが、まさにその通り。

その場で、人間の五感によって得られるものが大きいといいます。

本では体験できない、旅ならではの強みですね。

「書も読み旅に出よう」

そんなメッセージが伝わってきました。

人・本・旅で学んだ後は…

人・本・旅でいろんなものをインプットしないと賢くならない。

しかし、脳みそにインップットしても取り出せなければ意味ない。

取り出すためにはアウトプットが必要であるといいます。

 

「タンスや机の引き出しを一回も整理したことがない人はいないと思います。それは取り出しやすくするためです。人間の頭はどのように整理されるか。それは自分の言葉に直すことによってです。例えば映画を見終えたら友達とカフェでだべる。自分の言葉に直した段階で、インプットが全部綺麗に整理されていく。DVDを家で一人で見たのは、あまり覚えてないのでは」

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インプットして面白いことがあったら近くの人を捕まえて、しゃべりまくることが一番いいとのこと。

また、フェイスブックやブログで書くことによって、分かってもらおうと意識が働くため頭がよく整理されるそうです。

ただし、日記は自分しか読まない前提でメモのようになってしまうからオススメできないといいます。

 インプットとアウトプットをペアで考えることを学びました。

オススメ本紹介

 出口さんの数ある著書の中から個人的なオススメ本を紹介したいと思います。

 

日本の未来を考えよう

日本の未来を考えよう

日本の未来を考えよう

 

図表の意味するものが理解できるよう、簡単な解説入りのデータブックです。

たとえば、GDP、人口、借金、治安など興味深いデータがこの一冊に。

出口さんが心がけている「タテ軸とヨコ軸」。

いわゆる「時間軸・歴史軸」と「空間軸・世界軸」を使った考えが学べます。

 

 直球勝負の会社: 日本初!ベンチャー生保の起業物語

直球勝負の会社―日本初!  ベンチャー生保の起業物語

直球勝負の会社―日本初! ベンチャー生保の起業物語

 

 本書ではライフネット生命が成り立つまでの歴史が綴られています。

周りから成功したといわれても最初は0から。

地道な積み重ねによって、成果をあげたことを知ることができます。

 

 働く君に伝えたい「お金」の教養: 人生を変える5つの特別講義

働く君に伝えたい「お金」の教養

働く君に伝えたい「お金」の教養

 

 お金の管理や投資法、保険選びや相続についてなど。

普段何気なく使っている「お金」にまつわること知恵がつまっています。

お金の使い方を学校で教えてもらうことは、なかなかないと思います。

マネーリテラシーを学べるいい機会だと思います。

 

 座右の書『貞観政要』: 中国古典に学ぶ「世界最高のリーダー論」

 普段は「これを読め」と本を勧めることがない出口さん。

例外的に社員に勧めたのが古典である『貞観政要』です。

出口さんのわかりやすい解説が加えられています。

リーダーのあるべき姿とは何か。

昔から変わらない普遍的な考えがこの一冊に。

 

ここには紹介しきれなかった本がたくさんあるので要チェックです。

お話を終えて 

「年齢は気にしたことがない」と言う出口さん。

学生に負けないエネルギーを感じました。

難しい話はなくシンプルで、とても本質をついていると感じました。

そして知識の量が尋常ではないな、という印象を受けました。

教養がある人とはこういった人のことを指すのだと実感。

学ぶことによって、選択肢が広がり見える世界が広がる。

出口さんの生き方そのものが教えてくれました。

そんな素敵な人でありたいと思いました。

出口さん、貴重なお話をありがとうございました!

 

 

本日も読んでくださりありがとうございます。

 

NYで活躍するイベントフローラルデザイナー! 徳升笑子さん

こんにちは!

 

今回紹介する方は、

イベントフローラルデザイナーの徳升笑子さんです!

 

【目次】

 

プロフィール

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NY在住28年、イベントフローラルデザイナー

ハリウッドスターなど、超一流セレブリティを顧客に持つ。

1996年、世界最大の規模を誇るアート&デザイン学校、パーソンズ・スクール・オブ・デザインにて Professional Floral Designの資格を取得。

パーソンズインターン時代から、Trump International Hotel & Tower にて フラワーアレンジメントを手掛け、フローラルデザイナーとして活動開始。同年、ABCニュースやPradaなどを顧客に持つNY屈指のイベント・フローラル会社、Stonekelly Eventsに就職、10年間勤務。 

ブロードウェイ・ミュージカルのオープニングパーティーや映画のプレミム会場、個人のウェディングのインテリアデコレーション及び装花など、3500件以上のイベントに携わる。

1998年、PreciousSky Design NYCを設立。Stonekelly Eventsでの勤務と並行し、NYにて個人のウェディングプランニング及びインテリア、エクステリア、テーブルコーディネート、フラワーアレンジメントのデザインを提供。2012年からは、自らデザイナーとして活躍する傍ら、個人のための花とテーブルコーディネート、イベントプランニングのワークショップも開講、ワークショップは即日満席、講師としても人気を博している。

引用:preciousskydesign

 

大学の講義に外部講師として来てくださった、ニューヨークで活躍されているイベントフローラルデザイナーである徳升さんのお話を紹介します。

19歳の時に単身ニューヨークに旅立った徳升さん。

そこでは今まで日本で培ってきた考えが全く通用しなかったといいます。

その経験から、今までの先入観や既成概念を全て捨てて、自ら学んだ思考を教えてくれました。

徳升さんから頂いた、NYの写真、仕事に携わった写真とともに

イベントフローラルデザイナーという仕事

「イベントフローラルデザイナー」

なかなか聞きなれない仕事だと思います。

実際、どのような仕事なのでしょうか?

 

「イベントローラルデザイナーの仕事って、クライアントさんと相談しながら何にもないスペースを色々な飾り付けをして一つの空間を作り上げるんですね。イベントの種類としてはウエディングであったり、バースデーパーティーであったり、お店のオープニングパーティーの飾り付けであったり。何もないところに自分の好きなものを集めてスペースをクリエイトするところが、私の生き方に似てるというか」

 

www.instagram.com

仕事に携わった素敵な写真がこちらから!キラキラした写真が心を綺麗にしてくれます。。

 

見違えるような空間を創り上げる、「イベントフローラルデザイナー」という仕事。

とても素敵であると感じました。

世の中には自分の知らない魅力的な仕事が数多くあると思いました。

仕事の流儀

日々、ニューヨークで一流の方々と仕事をする徳升さん。

自分の中にある、4つの仕事の流儀を教えていただきました。

  • クライアントの希望にそう
  • クライアントの要望に応える
  • クライアントの期待以上の仕事をする
  • クライアントの脇役に徹する

「書くと当たり前のことだけどデザイナーっていう意識があると、自分の好みで、こういうのがいい、こっちの方がいいというのがどうしても出てしまう。本当にそれとの戦いで。あくまでもクライアントが主役で。人の人生の最も大事な時間をお祝いする場所を飾るわけだから自分のことは置いといて脇役に徹します」

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実際にあったクライアントとのエピソードを話してくれました。

 

「希望に答えるのは、なかなか難しくて。それが可能な時と可能でない時があって。特にお花は生ものであり季節のものでもあって。気をつけていることは、クライアントの気持ちにそうこと。どうしてもそれがいいっていう人の言動には必ず何か見えないけれども理由があって、その気持ちを買ってあげる。一本のお花の仕入れの時は不可能すぎて、マイナスな感情しか湧いてこなくなり、これではいけない!と奥の手を出したのです。それが自分に置き換える、という方法。毎週結婚式のお仕事をしているから、自分に置き換えて考えないと、その人にとってどれだけ大切な日であるか、を忘れてしまうから」

 

クライアントを第一に考える姿勢。

そのひたむきな姿勢は、周りからの評価に変化が現れたといいます。

 

「それって本当にちっちゃなことだし、周りからそんなにやらなくていいんじゃないってみんなから言われたけど。それぐらいしないとクライアントの期待以上の仕事をできない。それを続けることによって、自分の仕事への誇りも増えていったし。結局、”イベント会社のEmiko Tokumasu”から、”Emiko Tokumasu”としてどんどん依頼されるようになって」

 

プロ意識の高さ。

仕事に対する考え方の深さに脱帽でした。

実際に行動を積み重ねることにより信頼が築き上げられることを改めて学びました。

思考・言動を厳選すること

19歳の時にニューヨークに単身、旅立った徳升さん。

日本でいいと思っていた考えがそこでは全部否定されたといいます。

この経験から学んだことが「厳選」することでした。

 

「19歳で1人でニューヨーク行ったと言うと恵まれてる、すごい、かっこいいねと言われるけど実際、ふたを開けて見たら全然そんなことはなかった。そこから私の人生がぐるぐる回ってどこに行っちゃったの、と分からなくなって。なんでかというと、今までずっと日本で信じて来たことがことごとく通用しませんでした。それで、学んだことが厳選すること。思考も行動もいろいろある中で厳選しないと、ここではやっていけないなって思って。モノゴトとかヒトによって自分の中にあるものを一回捨てて、そのときに必要な思考や言動をセレクトする。一回いっかいカスタマイズすることによって、やっと一つのことが成し遂げられるようになりました」

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ただ、全てを捨ててしまうと自分自身がなくなってしまうため、自分の軸を持つことが大切であるといいます。

 

「郷に入っては郷に従うといいますが、従ったら自分がなくなってしまいます。だから、今まで生きてきた中での自分のこだわりを持っておく。正直に本音に沿って行動することって怖いんですよね。でもそこを乗り越え続けていくと自分のやってきたものを変えることがすごく簡単にできるようになるし、こだわりを絶対に曲げないっていう強さも出てきます。これだけは誰が何と言おうと大切にしたいことが絶対に出てくるから、それは意地でも絶対に捨てないことです。こだわりとはその人の人生そのものです。自分が誇りに思うこだわりや自分軸を持っていると、人のこだわりや価値観を尊重できるようになります。それってこれからの人間関係に大いに役立ちます。特に世界を舞台に活躍したいという方は持って特にしかならない思考です」

 

自分の軸となる考えは何か。

揺るぎない軸が、まだ備わっていないことに気づきました。

深く考えさせられた、いい機会でした。

自分を好きになるとういうこと

周りには知り合いが全くいない状態でニューヨークに行った徳升さん。

頼れる人は自分だけでした。

 

「19歳で1人でニューヨークに行って頼れるものがなくて。1人で戦うって、こういうことなんだっていう孤独感を感じて。言葉が喋れないから友達ができなくて。困っていても助けてくれない。自分だけでも好きになって自分の味方でいなければと思いました」

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徳升さんは「こんなに自分のことが大好きという人に会ったことがないんじゃない」と笑いながら話しました。

しかし、元々は自分を好きではなかったそうです。

 

「もともとは自分が大嫌いでした。自分が嫌いだと、世の中がフィルターがかかって全員不幸に見えちゃって。でもだんだんその思考に疲れてきて。今は自分が大好きだから同じような考えの人だけしかよってこない。結局、自分が大好きになれると思うことだけを選んでやればいいんじゃないかな」

 

「あなたは自分を好きですか」

と質問されて、徳升さんのように自信を持って「イエス」とまだ答えられません。

自分自身が自分の一番の味方でいることの大切さを教わりました。

考えること・悩むことの違い

考えることをやめないことが大切という徳升さん。

しかし、考えることが難しいと思う人もいるのではないでしょうか。

考えることと悩むことが「いっしょくた」になっているのでは、といいます。

 

「考えると悩むは違う。悩むことはマイナスのことを持ち出して、できないとか、どうしようとか、って苦痛なんだけど。とにかく素直にこうなりたいと思って方法を考える。そうすると難しくないんじゃないかな」

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Imagine(想像する)、 Believe (信じる)、Act  (行動する)

3つの考えるポイントを教わりました。

 

<Imagine>
With optism and hope
(楽観的に希望を持つ) 

<Believe>

Be determined

(決心したらブレない)

<Act>

Follow your heart & select the best

(心に従って、ベストを選ぶ)

 

つまり、「こんなふうになりたい」と”想像”して、できると”信じ”ながら、方法を考えて”行動”に移す。

何かをすると、いろんなことが起こりますが、そこでいちいちくじけず「あれっ、私何やりたかったんだっけ?」と必ず思い返し、そこに立ち戻って厳選することが大切であるといいます。

 

これまで自分の中で「考えてる」と思っていたことが「悩んでる」ことであったことに気がつきました。

何か不測の事態が起きたときに、「しまった…」ではなく「さぁ、ここからどうしようか」という考えを持てるか。

解決するスピードが後者の方が明らかに早いですね。

考える習慣を身に付けたいと思いました。

オススメ本

 

念のため思考 最善の結果を出す最強コミュニケーション

念のため思考 最善の結果を出す最強コミュニケーション "NEN" way of thinking

 

 世界のセレブと接して徳升さんが気がついたことは、一流の世界の扉は「実力」だけでは開かないこと。

「記憶に残る特別な仕事」に不可欠な念のため思考について綴られています。

念のため思考=準備というわけではない。

むしろ無駄な準備をしないためのツールであるといいます。

世界で通用する思考が学べるオススメの一冊です。

講義を終えて

Everything will be alright.

(心配してもしなくても結局全て大丈夫)

Make it happen.

(どんなにダメかもしれなくても自分んでやるって決めたら実現する)

Don't deny, criticize or blame on anything or anyone.

(自分を含めて何も否定しない、批判しない、責めない)

徳升さんの言葉一つひとつに本気の想いが詰まっており、とても心に響きました。

一貫しておっしゃっていたことは「厳選すること」

厳選することによってノイズを捨てることができる。

その結果、自分の本当にやりたいことに最大限力を注げる。

とても勉強になりました。

徳升さんありがとうございました!

 

本日も読んでくださりありがとうございます。

 

立ち上げた個人ブログは15万PVを突破! たっけさん

こんにちは!

 

今回紹介する方は

現役大学生である、たっけさんです!

 

プロフィール

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早稲田の留年生。 #バーテンダー #ブロガー シナリオ 脚本なども書いてます。写真も撮ってます。映画作りたいです。
たっけ💐🤗🔥 (@takeee814) | Twitter

 今までは大人の方々のお話をまとめてきました。

が、今回は現役の大学生にインタビューしました!

たっけさんが運営する「たっけのメモ」

個人のブログにも関わらず何と15万PVに達するといいます。

これはスゴい!

now.takke.tokyo

ブログだけでなくDMM.comでフルタイムで働き、朝渋をはじめ様々なイベントの運営にも携わっている、たっけさん。

素晴らしい行動力をお持ちの彼のお話を共有します!

 

自分が楽しむこと

たっけさんがまず心がけていることは「自分が楽しむこと」だといいます。

そのために一つ一つのことに意味をもたせることを意識しています

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例えば、今回の対談。

「自分が一方的に話すだけではそっちにしかメリットがないから、自分にはどういったメリットを作ろうかなって。一つ一つに対して自分が何のために行って、何を喋ろうかっていうのはめっちゃ意識しているから」

ちなみに今回のお話した場所は、たっけさんがブログで今後紹介したいなと気になっていたレストランでした。

hasigo.co.jpかの有名なサイバーエージェントからインタビューを受けたという、たっけさん。必見です!

 

「何か自分を楽しませるような考えを自然としているから苦痛な場所はない」といいます。

同じことをするにしても捉え方によって過ごす時間の感じ方は異なる。

たっけさんのように日々の日常を楽しむ工夫を見習おうと思いました。

 

オリジナリティを出すには

今では20万PVに達するというたっけさんのブログ「たっけのメモ」

ブログのオリジナリティを出すための工夫をしているか聞いてみました。

 

「オリジナリティをどこに出すかは最初から考えずに継続して言ったら自然と自分の形がでてきたかな。まず続けることがオリジナリティ。毎日更新するてできる人は少ない。毎日更新しているだけですごい、ってなるから。PVとかは別にして、日々淡々と更新していくところが自分の中では大事にしている」

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また、なぜブログをしているのか語ってくれました。

「伝えたいことがめっちゃあるから。それを喋りでは伝えきれないからブログでしている。そう意味では、ブログは自分の分身。書いたり喋ったりすることが好きな人間だから。お金を儲けるための表現ではないというのは前提としてはあるかな」

 

誰からも教わらず、好きな気持ちに従って日々コツコツとブログを更新する。

遠回りだとしても、ときには誰にもアドバイスを聞かず、自分なりに頭で考え行動することの大切さを感じました。

 

例えると人生は◯◯

これまでに多くの方と出会い色々な経験をしてきた、たっけさん。

彼曰く、「人生はフィールドワーク」といいます。

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「いろんなものを見てきた中で、ドラマや映画に反映していきたい。人生はフィールドワークと思えたことによって、日いちにちの功績を積み重ねる作業が好きになったんだろうね」

 

自分自身には、一気に爆発するスター性はないと分析する、たっけさん。

だからこそ、毎日コツコツと積み重ねるといいます。

 

「人間、今が一番若いんだよ」という永六輔さんの言葉があります。

自分の足で行きたい場所に行って、その場所の風景を見て、現地の方からお話を聞いて。

一番若い”今”、外に一歩踏み出してフィールドワークをしていきましょう!

 

生き生きと仕事をする人の共通点

これまでに多くの生き生きと仕事をする大人にお会いしてきた、たっけさん。

色々とある中でも3つの共通点を教えていただきました。

  • 自分が何をしたいかが明確
  • 人のために何かすることを考えている
  • いつも楽しそうに自然体で話している

周りにこんな姿をした方はいるでしょうか。

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もしいたら、その人の魅力的だと思うところを盗んでみる。

学ぶことは真似ること。

なんでもまず、試してみることですね。

 

大学生活を振り返って

大学生活の失敗は何かと聞くと
「大学1,2,3年、目標を決めなかったこと」
という、たっけさん。
お酒を飲んで遊んでの生活だったそうです。
しかし、アルバイト先のバーのオーナーや周りの人から影響を受けたといいます。

「バーでは2年くらい働いてて。ここのオーナ2人は外国人で。2人とも昼間は大企業で働いて、終わってから自分のバーで働いて。活動量がある人が周りにたくさんいて。50歳近いのにそんなんだから負けてられないって。頭も良くないし、自分はまだ人を動かす能力が何もないのに動かなくてどうするんだって思って。まずは人より動かないとという気持ちが自分の中にあるかな」
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引用:https://www.facebook.com/photo.php?fbid=883562941776798&set=a.716121855187575.1073741827.100003693027413&type=3&theater

 1,2,3年生と、ほとんど何もしなかった日常を、たっけさんはどのように乗り越えたのでしょうか。

 
「毎日コツコツブログを続けたり人と会うことで、自分のやりたいことが見えてきた。様々な環境を知って、自分の言葉に日々していく。これがあったから乗り越えられたと思います」

 

時間が武器である大学生。

思い立ったらとにかく行動。

そしたら、きっと何かが見えてくるかもしれませんね。

 

将来の夢

将来はどんなことをしたいか尋ねると、目をキラキラと輝かせて答えてくださいました。 

「将来は映画やドラマ、脚本の監督になりたいなって。映画監督なのにブロガーって面白いやん。脚本を書いてブログも書いてwebの知識もあって。そんな人は、なかなかいないと思ってて。一般人からすると映画監督って結構離れている存在だと思う。でもブロガーって身近にいるやん。そこの間くらいの存在になれたら面白いちゃうんかなーって。映画という離れた世界観とブログという身近な世界観を組み合わせて、メディアを発信して対世界、アメリカやイギリスで勝負したい」

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また、直接自分の思いを伝えるのではなく、お店や映画、ドラマなどを仲介して自己表現したいといいます。

理由は「多くの人に届けたいから。それに直接的に喋っちゃうと粋じゃないから」といいます。

内に秘めた将来に対する熱い思いが伝わって来ました。

お話を聞いて、とてもわくわくしました。

今後の活躍に期待です!

 

お話を終えて

関西弁で優しい口調で話してくださった、たっけさん。

とても真摯に向き合ってくださり、質問したことに対して一つひとつ丁寧に答えてくれました。

 年齢が近いこともありとても刺激を受けました。

「人生はフィールドワーク」という言葉。
とてもシビれました。

日々の積み重ねることの大切さを再確認することができました。

たっけさん、ありがとうございました! 

 

 

本日も読んでくださりありがとうございます。