聞き上手の達人! プロインタビュアー 佐藤智子さん②
今回も以前紹介したプロインタビュアー佐藤智子さんのお話を。では早速、本題に入っていきましょう。
学生までと社会に出てからの未来の捉え方の違いとは
話は変わって未来の話について。社会に出てからは、その捉え方が変わるといいます。
どういうことかと言うと、多くの人は小中高と未来のために行動をしてきたのではないでしょうか。例えば第一志望のために勉強をする、といったように。
それに対して、社会に出てからは何かをしたら未来が変わるといいます。上記の例で言うと、勉強をしたら勉強の才能に気づいて、数学者や歴史博士の道に進むということ。
他の例を挙げると、今まではマラソンをするためにウォーキングをした。これからは、ウォーキングをしていたら思わぬ筋肉がついてロッククライミングやフリースタイルに挑戦するようになる。
極端な例ですが、何となくイメージすることはできましたか。
つまり、社会に出てからは“今”に目を向けることで思わぬ未来がやってくるということです。
これからの未来は広がっている、と考えると何だかワクワクしませんか。これからの大学生活を社会に出てからを意識して過ごしてみてはいかがでしょうか。
やりたいことができる大人とできない大人の違いとは
周りの大人を見渡してみると、「楽しそうにやりたいことをしている大人」と「大変そうに過ごしている大人」がいませんか。
やりたいことができていない大人は、「時間やお金に縛られている」と佐藤さんは語ります。
「英語を勉強したい」と思ったときに多くの人は「お金がないから」と考えが止まってしまいます。そこで止まらずに一歩進んで、「どうしたら英語を勉強できるか」と考えられるか。そこの差がとても大きいといいます。
学生の立場で「英語を勉強したい」という例を考えてみましょう。
アルバイトを外国の人がよく来るバーで働いてみる。外国の人と交流できる団体に入ってみる。日本に留学している外国の人を紹介してもらって「日本語を教えるから英語を教えて」と頼んでみる…など。
英会話にお金をかけずに英語を学べる環境はいくらでも作り出せるということです。
やるべきこととやりたいことを同時進行で進める。そのために頭を使って工夫することが必要不可欠なのです。
「聞き上手」の話し方とは?
佐藤さんとお話をして感じたことは、例え話の秀逸さ。何か話す際に「それは、例えば…」と、相手の頭の中にいったん箱を作ってあげて、そこに丁寧に入れてあげる。そんな印象を受けました。
インタビューは相手から聞き出すのではなく引き出すこと。聞き上手は話し上手でもあることを実感しました。
それでは、本の紹介を!
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佐藤さんが1万人のインタビューを通して学んだ質問のコツ、大切さが学べます。今の時代、インターネットの普及により実際に会わずともコミュニケーションがとれます。この時代だからこそ、実際に会って話すことに価値があるのではないでしょうか。
初対面でも話しやすい空気を作る。これぞプロフェッショナル。インタビューを受けた方は、自然と心を開くだろうなと感じました。
佐藤さん貴重なお時間をいただき感謝いたします。
本日も読んでくださりありがとうございました。