人がついてくるリーダーの習慣とは 谷本有香さん×西村創一朗さん②
今回は、前回の続きである谷本有香さんと西村創一朗さんのお話を。早速、本題に入っていきましょう。
強烈な原体験がなくても成功するためのアドバイスとは
今までに多くのトップランナーに会って来た谷本さん。彼らは強烈な原体験を持っている人が多いと言います。
例えば、かの有名なウォルト・ディズニー。彼は、幼い頃にとても貧しい思いをしました。その経験が大きなエネルギーになって大成功しました。
しかし、誰もが経験する訳ではないですよね。「私なんては普通の生活を送ってきたから、、」と思うかもしれません。
そんな時は「誰かの夢に乗っかる」ことが一つの手であるいいます。自分の中に熱い気持ちが足りないのであれば、熱い気持ちを持っている人に付いて行ってしまおう、という考えです。
夢は自分が抱くものと思いがちでしたが、誰かの夢に乗っかるのもありであると気づかされました。自分の内側にやりたいものがあればそれをやる。ないなら外側から見つけたものに乗っかる。
まず行動するに尽きると改めて考えさせられました。
活き活きとした仕事をするための3つのポイントとは?
大人に仕事に関しての質問をすると、「仕事は楽しいもの」と語る人もいれば、「仕事はつまらないもの」と語る人もいました。活き活きと仕事をしている西村さんに聞いてみると3つのポイントがあると教えてもらいました。
- その仕事がやりたいこと、好きなことであるか
- その仕事が自分にとってできること、得意なことか
- その仕事が多くの人に求められていること、喜ばれることか
これら3つのポイントが重なる仕事がその人にとってエネルギーを注げる。その結果、活き活きと仕事ができると語りました。
仕事選びの際に参考にしてみてはいかがでしょうか。
好きなことを仕事にできている人、できない人の違いとは
これからの時代、科学の進歩もあり平均寿命は伸びていくでしょう。そのため、人生の大半を仕事が占めると予測できます。大半を占めるなら好きなことをしたいと思う人は多いと思います。
しかし、実際には全ての人が好きなことをしてご飯を食べていけてない現実があります。西村さん曰く、多くの人は「自己完結型」が多いと言います。
例えば、車が好き、食べることが好き、音楽が好きなど。これらは誰にも価値を提供してないですよね。これが食べていけない原因であるというのです。
仕事とは誰かに何か価値を提供すること。だから大切なことは、「好きを極めて、誰に何を提供できるまで結びつけて考えられるか」といいます。
「食べることが好き」という例で考えてみましょう。
好きを極めて「食」においてのスペシャリストになる
↓
「食」に関する詳しいナレッジやノウハウをブログなどでシェアする
↓
お金を払ってでも得たい情報になる
↓
人が集まる
↓
価値の発生
といった具合です。
自分の中だけで満足せずに相手に価値を届ける。仕事をする上での戒めとして心に留めていきたいものです。
今回のイベントで紹介した本がこちら。
『何もしなくても人がついてくるリーダーの習慣』です!
世界で活躍する人の考え方や習慣を学ぶことができる一冊。多くのトップリーダーに会ってきた谷本さんだからこそ書ける一冊になっています。ぜひ、チェックしてみてください!
今回、初めて朝活に参加しました。参加者みなさんの意識が高く、刺激を受けました。朝から頭がフル回転。早起きした甲斐がありました。興味を持ったものがあればとてもオススメです!
学びの多い濃密な時間でした。谷本さん、西村さんありがとうございました。
本日も読んでくださりありがとうございました。